6 イケおじまた出てきたよ…最高!
国王ってどんな人〜って思ったけど…
めっちゃイケおじやん
国王「話は聞いてますからそんな固くならなくていいですよ」
違います。イケおじすぎて固くなってるんですよ
国王「あ、私、国王のミハラと言います」
『中宮 さな と言います』
ミハラ「サナさんね」
サヒル「サナさんのお話は聞いていると思いますので割愛しますが、国王はどうお考えでしょうか?」
ミハラ「…これからソルヤ王国で過ごすにしても他の国に行くにしても不便にならない様にしたいですね」
黒髪ストレートロングヘア涙ボクロ色気全開国王…やべぇよ
なにここ、乙ゲーの世界?
サヒル「私たちも同じ意見でした」
ミハラ「なら決定だな、これからの生活は侍女とサヒル、カタル、ルークに聞けば何とかなりますよ」
なんか…緩くない?
『ありがとうございます』
ミハラ「まぁ、同じ女性同士だし侍女の方が話しやすい事もあるでしょうが、何かあれば男性の力もいるでしょうし」
色気全開の気の利く国王ってモテますよ
カタル「それじゃ、サナちゃん、行こっか」
あ、カタルさんは国王の前でもそんななのね
『あ、はい』
ってかサヒルさん髪の毛結んでる!1つ結び!かわよい!
銀髪の1つ結びで片眼鏡ってずるい
カタル「な?国王って緩いだろ?」
『そ、うですね〜』
とりあえず、今日から美容ケア頑張ろ
こんなにイケおじがいるとは…
『サヒルさん髪の毛結んでるんですね』
サヒル「ええ、似合いませんでしたかね?」
『似合ってますよ!可愛いです!』
サヒル「かわ…」
カタル「だははは!」
あれ、変なこと言ったかな?
カタル「いやぁ、男に可愛いだなんて初めて聞いたわ」
『失礼でしたね!すみません!』
サヒル「いえいえ」
美人侍女さん「今日は宮殿の案内を致します。明日から勉強を始めましょうか」
『お願いします!でもこんなに広いので1回では覚えられないと思います』
カタル「そんときゃ言えば教えっから」
『ありがとうございます』
私が寝室として案内された部屋を背中に左に行くとお風呂があって、その奥に洗濯室か
寝室から右に行くと客室が並んでてそのまた奥に国王の謁見部屋
右にある階段を上がると大広間、その隣に大きな食事部屋みたいなのとキッチン
手洗い場は各部屋にあるんだ!
2階に医務室があるなんて珍しい
その隣がリハビリ室
別館みたいのがあってそこが訓練室で隣に武器庫があるみたい
『迷いそうですね』
サヒル「暫くは私たちと一緒に行動するのが良いでしょうね」
『確かに』
いやぁイケおじと美人さんと一緒に行動とか私見劣りやべぇな
容姿なんて超パッとしないからなぁ
肌超ツルツルにしたろ
歩いてたら夕方になってたわ
美人侍女さん「夕刻ですので夕食の準備を行ってきます」
『はい!』
カタル「なー、サナちゃ〜ん。サナちゃんの世界じゃなんか便利なのってある?」
『あー、色々ありますね〜』
カタル「どんなの?」
『遠くの人とお話したりできる小さい箱(?)だったり、部屋をかなり明るくする灯りがあったり、あ!服も色んな種類ありますし、武器も遠くまで鉄の塊が飛ぶものがあったり、冷めた食べ物を温め直す箱もあったりします!』
サヒル「それはそれは…」
カタル「やべぇなぁ」
あら、2人とも固まってしまった
ルーク「サナの世界がソルヤ王国よりも文明が進んでいるんだな」
あ、確かに私は何千年も先みたいなこと言ってるって感じか
サヒル「サナさんに不自由の無い生活というのは難しいですが私たちも尽力し増すよ」
『いえいえ!不自由だなんて』
あ、でも女性用品ってどうなんだろ
アレないと結構やばいぞ
後で美人侍女さんに聞いてみよ
美人侍女さん「準備が整いました」
カタル「とりあえず、食べるかぁ」
カタルさんがめっちゃ私見ながら食べてる
私の未来の技術が狙われてる(笑)
なんてね〜
そりゃ無いか