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5 ホワイト国家じゃねぇか!

美人侍女さんに連れられてめっちゃ服のある部屋来たんやが


美人侍女さん「お好きな服を50程お選びください」


『50!?』


多くね?


美人侍女さん「一季節毎ですので合計で200着程」


少ないって思われたん?


『そんなに選べないので侍女さんも一緒にに選んで貰えますか?』


美人侍女さん「承知しました」


こんな美人さんが洋服店の店員だったらめちゃめちゃ声掛けて欲しいのに


『うーん、青が良いんですけど迷っちゃう』


美人侍女さん「それでは青系統と私がお見積もりする服装を選定致します」


『ありがとうございます!』


青だけでもこんなにあるんかぁ


『季節って春夏秋冬ってあるんですか?』


美人侍女さん「はい」


なら色々選べるよね


お、これ秋から冬へでも冬から春への移行期に着れるやつ〜


ちょうど季節の変わり目って着る服無いからそれも色々選ぼ!


うわぁ!この黒めっちゃおしゃれ!


『この服って侍女さんが選んでくれたんですか?』


美人侍女さん「はい、黒や白もサナ様にはお似合いになるかと」


『嬉しいです』


こういう友達居たらめっちゃ自己肯定感上がるわ!あ、もっと距離感は近い感じで


時計ないからどれくらい掛かったかは分からないけど多分2時間くらい掛けて選んだよ!


後半は分からなさすぎてあの

《ここからここまでお願いします》


ってセリフ吐いたわ(笑)


美人侍女さん「それではお次に飾り物をお選びください」


『私にアクセサリーなんて!…と言うか私がこれからもここにお世話になる前提でお話が進んでませんか?』


美人侍女さん「事情はルーク様たちから伺っております。その為ソルヤ王国で過ごすには不便のないようになる迄はこちらで…とのお考えのようですが」


『そんな事が裏であったんですか』


ありがたいけど…国王に会ってもないのに良いのかな?


美人侍女さん「こちらも同様に青系統と私のお見積もりした物を選定致しましょうか」


『お願いします』


めちゃめちゃキラキラしてるのからシャラシャラしてるのまである!(語彙力)


おしゃれなんて全然してなかったからなぁ


あ、これってイヤリング?ピアス?


『これって耳に穴を開けて着けるんですか?』


美人侍女さん「はい。耳飾りは全てその作りになっております」


良かった〜ピアス空けといて


『分かりました!』


あ、このピアスかっわいい!


あれ?化粧道具もある


『お化粧の道具も選べるんですか?』


でも美人侍女さんは化粧してないけど…


美人侍女さん「はい、ソルヤ王国では夫婦である女性は化粧を行い、そうでない女性は化粧を行いません」


そうなのかぁ


ん?まって?ってことは…


『美人侍女さんは結婚してないんですか!?』


美人侍女さん「はい」


うっそん!こんな美人さんが結婚してないの!?


美人侍女さん「サナ様は夫となる男性はいらっしゃいますか?」


『全然居ませんけど』


美人侍女さん「…そうですか、それではお選びするだけで構いません」


『了解しました!』


ん〜これと…これもいいなぁ


この青と白の指輪良いかも!


『あの、ソルヤ王国(?)には指輪をはめる場所に何か意味とかここにはダメとかあります?』


美人侍女さん「特にタブーは無いですが右の人差し指は婚約を男女共に表し、左の小指は結婚をしている事を男女共に表しています」


右の人差し指と左の小指には気をつけよう


『ありがとうございます!』


この大きさの指輪なら左の人差し指でいいかな


『色々選んでもらってありがとうございます!』


美人侍女さん「まだあります。お次は形のあるものでは無いので移動しながらお願いします」


『はい』


まだあるのか


美人侍女さん「ソルヤ王国についてサナ様には学んでいただきますが、日程をある程度サナ様に合わせて行きたいと思います」


めっちゃホワイト企業やん


『うーん、お2人が着いてくださるんですよね?』


美人侍女さん「サヒル様とルーク様、加えて私も参加させていただきます」


そうなのか!


『それなら…毎日1人ずつ…は詰めすぎかなぁ』


美人侍女さん「構いません」


ほほぅ


『昼から数時間お願い出来ますか?』


美人侍女さん「昼食後から日が傾く頃まででよろしいでしょうか」


『はい!』


サヒル「いらっしゃいましたね」


カタル「飯ぃ〜」


ルーク「…」


あ、ルークさん起きてる


『おはようございます(?)』


ルーク「おはよう」


カタル「食べよーぜ」


『はい!』


サヒル「サナさんの世界では4つの言葉があるのですか?」


『うーん、その国によって言葉が違うんですけど、私のいた国は1つの言葉ですけども文字は4種類あるんです』


カタル「よく使い分けてんなぁ」


『慣れ…というよりは当たり前になってますね〜』


サヒル「ということは、サナさんにはあと1種類の文字を覚えてもらうってことですか」


『う…4種類は使えますけど…他の国の言葉や文字は苦手なんですよ』


カタル「大丈夫だって!ゆっくりやりゃいいだろ〜」


カタルさんは教えないやん…ってツッコミは置いとこう


てかこの後国王に会うんだよね?


『あの、私こんな格好で国王に会っても大丈夫なんでしょうか?』


カタル「大丈夫大丈夫、国王は軽いから」


私の中の国王のイメージ大変なことになってる


美人侍女さん「サナ様はこのままで構いません」


なんか美人侍女さんに言われると説得ある


サヒル「さて、食べ終わりましたし行きますか」


あ、なんか準備とか無いのか

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