4 イケオジさん、その言い方はマズイです!!
おはようございます!サナですよ!
このベッド(?)めっちゃ寝心地良すぎる〜
ふっわふわだし暖かい!
着替えは…あ、机の上にあった
この服も綺麗〜
いやぁ…着心地も良すぎ!
あ、外にルークさん居るんだっけ
『おはようございます』
居た
ルーク「あぁ、おはよう」
マジでallしたんですか…
『ずっと起きてたんですか?』
ルーク「あぁ」
すっご…
カタル「おはよ〜さん」
『あ、カタルさん。おはようございます』
めっちゃ寝癖ついてる
カタル「面白かったぜ〜サナちゃんの服」
なんかその言い方って語弊招きそう
カタル「見たことの無い素材だったし服の所に何か紙みたいの付いてて変な字があったんだよな〜」
タグだね〜
変な字ってことは字は共通じゃないのか
サヒル「私も見せてもらいましたがどの国の字でも無かったですね」
ルーク「そうなるとやはり…」
カタル「かもな」
言わずもがなで通じるとか良い関係すぎ
カタル「ま、後は俺らが見とくから」
ルーク「…頼む」
あ、ルークさんどっか行っちゃった
サヒル「ルークさんは寝ずの番でしたから、今から休憩に行かれるんですよ」
『夜も寝てなさそうでしたもんね…』
カタル「あいつは真面目なんだよ〜、俺なら牽制の意味も込めて気絶させときゃすぐじゃん?」
あっこわ…
サヒル「サナさんを怖がらせてはいけませんよ」
カタル「悪いね〜(笑)」
『いえ』
今日は何するんですかー
カタル「まぁ、サナちゃんはか弱い女の子だから危害は無さそうだし、国王に午後から会ってみる?」
『そんな軽い感じで良いんですか?』
サヒル「国王は気さくな方ですから」
『はぁ』
美人侍女さん「お食事の用意が出来ております」
おっふ、今日も美人侍女さんいらっしゃるぅ!
『今日もよろしくお願いします』
美人侍女さん「はい。サナ様」
うぅ〜ん、様付けぇ
朝は…およ、スクランブルエッグみたいなのと〜
鶏のささみみたいのだ!
サヒル「本日もご一緒させていただいても?」
『はい!』
カタル「おれもー!」
『どうぞ(笑)』
カタル「今日もうまそー」
『いただきます』
カタル・サヒル「ナジャに感謝を」
カタル「サナちゃんの居たところの字って難しそうだよな〜」
『そうですか?』
サヒル「私たちが見た限り4種類の文字がある様に見ましたが、この国には1種類しか無いのでね。まぁ他の国もそうなんですよ」
『えっと、平仮名と片仮名と漢字とローマ字…くらいですかね』
カタル「ヒラ…?ロマ…わっかんねぇなぁ」
『私がこの国の言葉を沢山言われても覚えられないのとおなじですよ』
サヒル「そうですねぇ。サナさんにはゆっくり覚えていただきましょうか」
カタル「おれそういうの苦手だわ」
サヒル「私とルークさんでやりますよ」
カタル「んじゃ俺はサナちゃんから色んなの聞き出してソルヤ王国で何かもっと良いもん作れないか考えるか〜」
美人侍女さん「そういう言い訳をしながらサナ様を口説くのですね」
なんか部屋の空気が何度か下がったよ?
カタル「オイオイ、バレちったよ」
『えぇ…』
カタル「なんてな〜!口説くのは諦めるが話は聞かせてくれよ〜」
『本気だったんですか…』
カタル・サヒル「御加護を」
『ご馳走様でした』
これから何すればいいんだろ
カタル「とりあえず女もんは分からねぇから侍女に言って揃えてもらえ〜」
サヒル「国王にお会いする前にまたこちらにお迎えに上がりますから」
『分かりました!』
カタル「ま、ルークもそん時にゃ起きてるだろ」
サヒル「そうでしょうね」
美人侍女さん「それでは行きましょうか」
美人侍女さんとこれから一緒に居られるしイケおじと一緒に食事出来たしで幸せな世界に来たわ