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3 美人侍女が堅物すぎますって!

夕食かぁ


宮殿ってだけあって豪華そうって思ったけど


暖か〜いスープ…なんか人参に似たの入ってる、あと〜なにこれ、玉ねぎだけどなんか紫?青?っぽい


お米は…タイ米?ん〜でも美味しそうなんよ(失礼)


あとめっちゃ分厚いステーキ?みたいのある


もっと豪華と思ったけど普通よりも良いものって感じ


サヒル「私も一緒に食べても?」


『あっ、はい、どうぞ』


ルークさんは食べないみたい


私は怪しい者みたいなのだから見張りいるもんね〜


『いただきます』


サヒル「ナジャに感謝を」


この国の《いただきます》はこんなんなんだ〜


『美味しい!』


サヒル「それは良かった、この食べ物は全てソルヤ王国の特産でしてね」


『そうなんですか!』


イケおじと一緒に美味しいご飯って…幸せ


サヒル「本当に幸せそうに食べますねぇ」


『美味しいですから』


サヒル「嬉しい事この上ないですよ」


ルーク「風呂は侍女に用意させてある」


『ありがとうございます』


あー、おなかいっぱい!


『ご馳走様でした!』


サヒル「御加護を」


ただの食事なのにめっちゃ神聖になるなこれ


『お風呂頂いても良いですか?』


ルーク「案内する」


なんか宮殿ってもっと別世界って感じと思ったけどなぁ


『宮殿ってもっと豪華って思ってました』


ルーク「国王の意向だ。民が貧しければ国王も貧しく、民が豊かであれば国王も豊かである。豊かである為には民と価値観を合わせなければならない」


なるほど


『素晴らしいですね』


そんな国王ってどんな人やろ


絶対凄い人でしょ


ってか話聞くだけでも凄いんだし


侍女「お召し物はこちらでお預かり致します」


う〜ん美人さん


イケおじの世界には美人も居るよね〜


『わぁ、綺麗な方』


侍女「ありがとうございます」


言われ慣れてる感〜


よし、この人の名前はこれから美人侍女さん


美人侍女さん「お召し物は見たことの無いものであり、カタル様からよく見せて欲しいとの事ですが」


『どうぞ〜』


こんな美人さんに言われて断れない人居る?居ないよね〜


お湯〜〜〜疲れ取れる〜


ってか中まで美人侍女さん入ってくるのか…


まぁルークさんの見張りの代わり…なんだろうなぁ


ってかカタルさん私の服の素材に興味あったんだ


交易担当だからかな?


明日から私どう過ごせばいいんだぁー!


『ふ〜』


山歩いて色々あって疲れてたな〜私


そろそろ上がらないと寝そうだわ


美人侍女さん「新しいお召し物はこちらになります」


『ありがとうございます』


麻布だけど内側にあて布みたいなのあるんだ!


肌に優しい


それもこれ通気性抜群なやつぅ


こりゃよきよき


『何から何までありがとうございます』


美人侍女さん「お礼のお言葉はルーク様に仰るのがよろしいかと。お食事の手配、お風呂の手配、寝室の手配までして下さっております」


『そうなんですか!?』


なんでこんな人がモテないの?


あ、いや、色恋に興味がないって言ってたね


美人侍女さん「ルーク様、サナ様が戻られました」


さ…様付け!


『様付けなんて!』


美人侍女さん「いえ、私は侍女ですので」


そんなものなのかな


『そうですかぁ』


ルーク「寝室はこちらだ」


『あ、侍女さんから聞きました。色々手配をして下さった様で…ありがとうございます』


ルーク「いや」


うぅ、夜は冷えるなぁ


寒い


ルーク「ここだ、暖炉は自由に使って構わない」


『ありがとうございます』


ルーク「何かあればここに居る、声を掛けてくれ」


『ええ!?寒くないですか?』


ルーク「大丈夫だ」


『そうですか』


夜はどっこも冷えるんだね〜


『それでは、おやすみなさい』


ルーク「あぁ」


あーーーーーーーー!


イケおじ最高


疲れたから寝るぞ!

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