表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『或る狂いのエッセイ集』

『疾走狂い』

『疾走狂い』



自己は、世界に向けて、疾走する。そんな、疾走狂いに、自分は成れているだろうか。言葉を換言すれば、まだ、走力遅い、少し前段階の、疾走である。人間には、狂いたいという意識があって、短距離のスポーツ選手などは、疾走狂いの範疇に入るだろう、狂っている故に、美学を感じるものだ。



自分は学生の頃、割と足の速いほうだったが、それでも、特別に、と言う程ではなかった。特別に速い人は、恐らく、招待選手として、その足で、進学したのだろう。まさしく、人生の疾走狂いであろうが、その狂いがズルい訳ではない、アプリオリな、狂いなのだから。



つまり、人生を疾走狂いに変えてしまう程ではないが、それでも、その狂いは、足の速さではなく、小説の執筆の速さに置き換えれば、疾走狂いだと、自分は言えるのではないか、とも思う。まさに、文字狂いである、そんな、疾走狂いのメタファとして、自己も、疾走しているなら、生き急いでいると、断言出来る。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ