表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ベルブ  作者: Fulevia
Chapter.2「救助作戦」
6/16

赤ヶ丘モール救助作戦

今日は作戦日だ。

あの日から毎日訓練をした。

まずは基礎的な体力づくりだ。

ランニングや筋トレをした。

それから能力を使う。

俺は白魔鋼で作られた剣をもらったので、剣にすぐに魔力を物に込めれるよう訓練をした。

美咲は花びらの操作精度を上げる訓練をした。



作戦の内容は昨日伝えられた。


【作戦内容】

赤ヶ丘ショッピングモールの三階に15人ほど取り残されているとの連絡があった。

モール付近に多数のD級のベルブとC級のベルブがいることが確認されている。

五人一組の班六つでわかれ。

北口と南口から侵入、それぞれの階の東と西の階段から制圧、安全が確認でき次第人々を救助して撤退する。


赤ヶ丘ショッピングモールは俺らがいた赤ヶ丘第二高校からさほど遠くない距離にあるためよく行っていた。

(かっこ)型のようになっていて一階だけ広場があるという間取りになっている。

{「の曲がっている方が北}

俺たち四班は二階の西階段から入ることになっている。

ちなみに風香さんは一班で一階東口から侵入するようだ。

作戦に行く前に四班のメンバーで挨拶をした。


「俺は天羽大輝です。能力は〈魔力付与〉です。お願いします」

「私は夜桜美咲です。能力は〈桜吹雪〉です。よ、よろしくお願いします」


「よお、この班のリーダーの漣 強介(さざなみ きょうすけ)だ。能力は〈波〉の能力だ」

漣 強介、茶髪と茶色の瞳、大きな体格、怖い顔だが仲間思いの優しい性格。


「初めまして。私は氷室 冬由奈(ひむろ ゆふな)って言います。能力は〈氷〉です。よろしくお願いします」

氷室 冬由奈、常に冷静、黒髪の長い髪と青い瞳、すらっとした体形。


「僕は星宮 重和(ほしみや しげかず)。能力は〈重力〉」

星宮 重和、黒い短髪と小柄で空色の瞳、無口。



軽い挨拶をした後、車に乗った。

車に乗って移動してる間、家が倒壊していたり車の残骸が多くあった。

車の音で気づかれるかもしれないので少し離れたところで降りる。



西口に着いた。ベルブに出会うことはなかった。


「ここからは分かれるそれぞれ班のリーダーに従ってくれ」


階段を上り二階に着く。

漣さんが扉を開ける。


「何もいないな、よし行くぞ」


店が並んでいる。そこを一個一個見ていく。


大きな物音がした。


少し奥の服屋からだ。

中をそっと覗くと吊るされた服の下に子供がいる。

子供はこっちに気づくと上を指さす。

上を見ると3体のベルブが張り付いてる。どれもD級だ。


「俺が店の外へおびき出す。出てきたところを星宮が重力で抑えて一斉攻撃」

『はい』


漣さんが通路の反対側へ行き金属を数回叩く。するとベルブたちが床に下りてきて漣さんの方に走っていく。入口から出た瞬間ベルブ達が床に押し付けられる。右のベルブが氷柱に貫かれ。真ん中のベルブは花びらに切り刻まれ。左のベルブは剣で両断される。


「よくやった」


〈こちら四班子供を一人見つけました……〉

漣さんがほかの班に連絡している。


「坊やこっちにおいで」

「…だ、」

「ん?どうしたの?」

「まだいる」


その時二つ隣の店から


大型の黒い獣のようなものが現れた。

読んでくださりありがとうございます。

作者のFulevia(フリヴィア)です。

今回は救助作戦が始まった回ですね。

現れた大型の黒い獣これからどうなるのでしょうか。


この物語が面白いと思ったらブクマ、高評価、コメントお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ