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ベルブ  作者: Fulevia
Chapter.1「目覚め」
4/16

ベルブと魔力と能力

照明の明かりで目が覚める。

窓のない白い部屋だ。

知らない場所だ。


起き上がろうとする、どこも痛くない。

(怪我してたはずなのに)

腹の上に重みがある。

きれいな黒髪を垂らして女子生徒が寝ている。

ピンク色の桜の花びらのヘアアクセサリーを付けている。

倉庫で助けた子だ。

俺はその子をやさしく起こす。

桜色の瞳と目が合う。


「あ、ごめんなさい」

「大丈夫ですよ。そうだ、俺の名前は天羽 大輝って言います。よろしく」

「私は夜桜 美咲(よざくら みさき)って言います。よ、よろしくお願いします」


美咲さんにいろいろ聞いたところ、自衛隊の車に乗ってるときにあの怪物に襲われて危ないところをここの人たちに助けてもらったらしい。丸一日寝ていた俺は相当重傷だったらしいが傷一つないのは能力?のおかげだと言っていた。


しばらく話していると、女の人が入ってきた。


「おー! 起きたか少年!」


短い白髪と緑色の瞳が特徴的だ。


「えっと、あなたは?」

「これは失礼した、私は榊 風香(さかき ふうか)と言う者だ。一応ここの副リーダーをしている」       

「風香さんが能力で大輝くんを助けてくれたんだよ」

「そうだったのか、ありがとうございます榊さん」

「うん!大輝くんも風香って気軽に呼んでくれていいからね」

「はい。風香さん質問したいことがあるのですが」

「何が気になるの?ってまぁあの怪物のことだよね」

「はい」




それから風香さんがいろいろ説明してくれた。


『怪物について』

半年前に地下を探索中に未知の生命体と未知のエネルギーが発見された、そして未知の生命体は【ベルブ】と名付けられ観察されていた。ベルブはずっと活動停止⦅眠っている⦆状態だったが突然目覚め世界各地に散らばり破壊と殺戮を始めたこと。

ベルブは普通の攻撃ではすぐに魔力を使って再生してしまうこと。

ベルブにはランクがありA級~D級までの4段階となっていること。

しかし特殊なベルブはS級に分類されること。



『魔力と言うエネルギーについて』

魔力とはベルブとともに地下深くで発見された未知のエネルギーであること。

魔力と魔力がぶつかり合うと相殺されること。

ベルブの体はほとんどが魔力で構成されていること。

さらに魔力は異常なほどの力を持っているらしい。


『能力について』

能力とは魔力を使って様々なことができる力のこと。魔法に似ている。

能力は人によってそれぞれであり、一つのことしかできないらしい。

例えば風香さんのように魔力で風を生み出したり操れる人は、火を生み出したり操ることはできないということだ。

能力は使えば使うほど強くなるらしい。

能力で攻撃することによってベルブの魔力を大幅に削り再生できなくさせれること。


『組織について』

組織の名前は【MRCO(マルコ)】と言って魔力や能力、ベルブの研究を行っている。

MRCOは主にG20の国々で構成されておりアメリカの本部を中心として各国々に支部があること。


『現在の状況について』

ベルブによる襲撃が始まってから二日間で人類の約4割が死んだこと。

世界中でMRCOとベルブの戦争が起こっていること。


以上のことを説明してもらった。



「これでわかったでしょ」

「はい……」



「大輝くんの異常さが……君の能力は一体何?」

読んでくださりありがとうございます。

作者のFulevia(フリヴィア)です。

今回は説明回です。

主人公の能力とは一体……


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