蒼いオーラ
マリアは、城からくすねたお金が底をつき、困り果てていた。
(どこかにお金が手に入れる方法…、ってあった!)マリアは、以前助けた女性のことを思い出した。
(闘技場よ!闘技場)
調度方角も合っていた。
現在闘技場参加していた。
「ぐあー!!」
「し、勝者マリア!」
ワアアアー!!
闘技場には、「拳聖」、「剣聖」、「狂戦士」など二つ名を持つものが集まっている。
(最低でも三位!)
確認してみると、三位まで賞金が手に入ることがわかった。ちなみに三位は、3000Gだ。
「4回戦、開始!」
「『絶対防御』!へへ、破れるものなら…。」
「…死なないでね。」
「えっ?」
(『衝撃爆弾』!)
闘技場のステージの形が変わった。
決勝
(ここまできたら優勝!)
「やるじゃねぇか、だが!」
僅かな隙を逃さず少しずつダメージを受ける。
(強い!)
「どうやら、対人の経験が少ないようだな?」
(当たり!この人すごい!実力も分析力も!勝ちたい!)
そう願っていると、
「お、おい何だそれは!?」
気がつくとマリアの身体が蒼いオーラで覆われていた。
(何これ!?でも、力が沸いてくる!)
「き、急に動きが…、ガハ!」
こうして、マリアは優勝した。
「マリア様には『最強』の称号と1万Gを差し上げます。」
(称号いらない!)
マリアは、あの蒼いオーラについて調べた。あの蒼いオーラは、『スピリッツ』というらしい。しかし、あまり詳しいこと載ってなかった。