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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第8章 親友の妹の護衛
90/220

複雑

「…。」

ランドが絶句してしまった。

(複雑ですね。守ってやりたいけど、顔を見せづらいといったところですか。さすがに10年も経てば忘れていると思いますが。)

シオンは、小声でランドに言った。

(ランド我慢してください。クレアさんを守れば、クレイだって喜ぶと思いますよ。)

(そう…だな。)

「わかりました。受けましょう。」




(貴族と聞いていたが、王族じゃねぇか!)

いつか様子を見に行こうと思っていた。しかし、こんな形で会う羽目になるとは、思わなかったのだ。

(仮面でもつけようかな?でも怪しいよな、それ。どうかばれませんように!)




数日後その日が来た。

「護衛の依頼を受けました。シオンです。」

「姉のフィオナです。」

「同じギルドのクリスです。」

「同じく、エリシアです。」

「…ランドです。」

簡単に挨拶を済ませる。

「初めまして、キリカの次期女王、クレア・レールよ。」

初めましてと聞き安心する。しかし、挨拶が終わった後、クレアはランドの耳元でこう言った。

(そして、久しぶりね、ランド。)

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