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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第7章 血闘
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悪夢

私は今、4人と一緒にいる。4人には、私の血を飲ませてある。皆、私のことをご主人様と呼ぶ。4人は、どんな命令でも従ってくれる。そして、これから4人に私の血を直接体内に流し込む。これで皆、吸血鬼。これからも、ずっと一緒。




そこで、クリスは目を覚ました。

「ふふ、嫌な夢。」

(私が、そんなことするはず無いじゃない。疲れてるのね、きっと。)

吸血鬼の寿命は、人間の約10倍でハーフだと6倍である。ランドはわからないが、3人はクリスよりも早く寿命が尽きる。その事が不安で、最近この夢を見るようになった。

(でも、ずっと一緒に居たいでしょ?)

どこからか、そんな囁きが聞こえてくる。

(居たいけど…。)

(血を飲ませれば、全て解決する。そして、ずっと一緒に居られる。)

(でも、それは人の道を外れた行為で…。)

(飲ませてしまえば関係ないわ。やりたいように、やれば良いのよ。最後に吸血鬼の血を流し込めば…)

(黙りなさい!そんなこと…囁かないで!)

クリスは首を振る。すると、あの囁きが聞こえなくなった。

(治まった?)

しかし、どこか不安に感じるクリスだった。

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