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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第6章 悪竜グラギウス
80/220

ワイバーン殲滅

逃げても逃げても、ワイバーンが湧いてくる。

ズバッ!

ザシュッ!

もう、応戦しないと逃げられなくなってきた。

「埒があきません!無数の風の弾丸よ、我が前にいる敵を撃ち貫け!『無限風弾(エア・バレット・インフィニティ)』!」

ドドドドドッ!

次々と撃っていく。それを見たワイバーンは、散開し始めた。

「逃げても無駄ですよ。」

インフィニティは、文字通り、一度発動するとやめるまで無限に発動し続けることができる。

「私の長所が!負けないわよ。『追尾矢(ウイーク・アロー)』!」

フィオナが張り合っている。一時間後ワイバーンの殲滅を終わった。




「はあ、はあ。」

「姉さん、大丈夫ですか?はい、マナポーション。」

「はあ、なんでシオンは、疲れないのよ。」

「スキルですよ。同じ魔法を連続して発動したときは、魔力が減りません。例えば、姉さんの『追尾矢』一発の消費魔力を10としましょう。射つたびに20、30と消費しますよね。ですが、僕の場合はあの魔法の消費魔力を50としましょう。しかし、どれだけ撃っても50のままなのです。」

「…狡い。」




「うわー。あっという間に空が綺麗になったな。」

「代わりに大地がね。」

辺り一面がワイバーン、ワイバーン。まるでワイバーンの絨毯だった。所々山になっているが。

「何で最初から使わなかったの?」

「まだ慣れていないので、一か八かでした。」

まだ魔法が使えるようになって日が浅い。実際に腕が痺れていた。

「じゃあ、後は。」

「ドラゴンだな。」




しばらくして最深部に着いた。

「これが…。」

「ドラゴン…。」

「ギャオオオオー!!」

僕達の前に、漆黒のドラゴンが立ちはだかっていた。

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