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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第5章 前世の因縁
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お帰り

(魔法が戻った?もしかして…、)

「フィオナ!今がチャンスよ!」

「えっ?」

「えっ?じゃないわよ!シオンよ!シオンが彼女の中で抗っているのよ!今倒せばもしかしたら…、」

フィオナに希望が見えた。

「わかったわ!皆!」

「「「『スピリッツⅢ』!」」」

「「共鳴(リンク)!」」

「火の鳥よ、我が敵を焼き尽くせ!『不死鳥矢(フェニックス・アロー)』!」

「くう!」

シーナに炎の矢が当たる。

「天から降りし裁きの光よ、我が敵に降り注げ!『断罪光(ジャッジメント)』!」

シーナに光の弾丸が降り注ぐ。

「「聖なる鳥よ、敵を飲み込め!『聖鳥(セイント・バード)』!」」

シーナに光の鳥の翼が当たる。

「い、いい加減にしなさい!」

(今貴方を倒せばシオンが、シオンが帰ってくる!だから!)

「『スピリッツⅣ』!」

フィオナの背中に妖精の羽が生える。

(これで、…決める!)

「妖精よ、我らに光の祝福を我が前に立ち塞がるものには、光の制裁を。我が身を精霊に変え…『妖精輪(フェアリー・サークル)』!」

シーナの足下に妖精が巨大な魔方陣を描き、その魔方陣が輝きシーナを吹き飛ばす。

「きゃあああー!!」

(あ、れ、私の身体が?でも、シーナを倒した。これで、シオンは。)




フィオナが目を覚ますと、シオンが心配そうにフィオナを見ていた。

「姉さん!姉さん!」

「あっ、シオン戻ったのね。」

「ちょっと、違いますね。二重人格状態です。」

(シーナもいるのね…。)

「でも、主導権は僕になりましたから。大丈夫です。」

「良かったー。」

「良くないですよ!姉さん、二度とシーナを倒した技は、使わないでください。精霊になってしまいますよ!」

(えっ?)

「今回は、自然回復の範囲でしたが次はどうなるか…。」

ぶっつけ本番だったため、フィオナは何が代償がわかっていなかった。

(そんな危険な技だったのね。)

「わかったわ、もう使わない。」

「それと、助けてくれてありがとう。姉さん。」

(そういえば、名前呼びそうにならないのね。嬉しい。そして、おかえり、シオン。 )

やっと姉弟の絆が戻った気がして、フィオナはシオンを抱き締めた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フィオナ

『スピリッツⅣ』new !

スピリッツ技

妖精輪(フェアリー・サークル)』new !

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