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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第4章 マッドサイエンティストとの決着
66/220

決着

残酷な描写があります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ちっ!増えやがった!」

「ヘロヘロじゃねぇか、シオン。」

「かなり苦戦しましてね。情抜きで。」

実際、母さんじゃないと割りきっていた。ヘロヘロなのは血が減ったからだが。

(シオン、こいつも不死身だ。どうすればいい?)

(…では…。)

小声で作戦を告げた。

(わかったわ。やるわよ!皆!)

「「「「「『スピリッツⅢ』!」」」」」

「『斬波』!」

エリシアが剣に持ち変え、斬撃を飛ばし首を切り落とす。

「ぐあああー!…なーんてな!」

そこからまた首が生えてきた。

(気持ち悪い。でも、首が無くなっている間は、何も見えないでしょう?)

僅かに隙ができた。

「我が前に立ち塞がる者の動きを止めよ。『(バインド)』!」

「ふん!この程度の拘束…。」

「ノーム、力を貸して!」

「アイアイサー!」

「「大地よ、敵を岩の檻に閉じ込めろ。『岩檻(ロックプリズン)』!」」

「何!」

「シヴァ!」

「了解よ!」

「「氷よ、敵を氷の板で箱を作り全てを閉じよ!暗闇の中に…『氷箱(アイスボックス)』!」」

「くっ!出せコラ!」

男を二重に閉じ込める。その間に、

「『魔力活性(マジカルブースト)』!」

ランドがクリスの魔力を活性化させる。

「魔砲よ、己の限界を超え解き放て!『限界魔砲(リミットバースト)』!」

(後は、クリスが引き金を引いて二重の檻ごと男を消すだけ…なんだけど。)

シオンは、できれば自分かランドでとどめを刺したかったと思っていた。しかし、不死身ならシオンもランドも不可能だった。

その気持ちを読み取ってか、クリスがシオンとランドに引き金を引くように促す。

(…ありがとう、クリス。)

「母さんのような人を」

「クレイのような人を」

「「これ以上出すわけにはいかない!永遠に、…眠れー!!」」

引き金を引く。

「ぐぎゃああアアア!!」

男は、…消えた。



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