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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第4章 マッドサイエンティストとの決着
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息子vs母親

(そんな!母さんは、確かに死んだ!遺体だってきちんと埋葬すると村長も言っていた!まさか、埋葬しようとした人達を殺して、遺体を持ち去った?許せません!)

「母さん!母さん!」

フィオナが不用意に飛び出す。

(それは、母さんじゃないです!)

アリスが剣を降り下ろす。

「危ない!」

ランドがフィオナを突き飛ばす。ランドも間一髪でかわした。

「皆!ここは、僕に任せて先に行って!」

(あの時は助けられなかった。だから、せめてあの男の呪縛を解く。あの男の処分は、ランドに任せる。頼みましたよ!)

「な、何言ってるの?母さんを殺すの?」

「あれは、母さんじゃありません!エリシア!姉さんを連れて行って!」

「…わかった。」

そう言ってエリシアはフィオナの腰を持ち上げて走っていった。

「放して!シオンを止めて!」




「まさか、母さんと戦うことになるなんて。」

「…。」

「…では、いきますよ!」

シオンは、『鳳仙花』を繰り出す。『鳳仙花』は、力強い三連撃を繰り出す秘技。だが、シオンはアリスの姿を見失った。

(母さんが消えた?)

ズバッ!

「ぐっ!」

気がついたら、背中を切られていた。

(スピードで負けている。なら、最初から全開でいかせていただきます!)

「『スピリッツⅢ』!」

(今なら3時間維持できる。これで…。ぐあ!)

しかし、見えるようにはなっても、ついていけてなかった。

(こんなに差があったとは思いませんでした。)

操られているせいで技もなにもなく、こっちは『スピリッツⅢ』まで使っている。それなのに負けている。

(『桜』!)

(隙ができた!狙うのは、首ではなく核。いけ!)

しかし、簡単にかわされる。

(…もう、これしかない。30秒しか維持できませんけど、)

「『スピリッツⅣ』!」

シオンの背中に半透明な黒い翼が生えた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『スピリッツⅣ』new !


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