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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第0,7章 6人目になるはずだった者
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エルフの少年

「よーし!今日はここまで!」

ポンッ!

マリアの『分身(ファントム)』が消える。

(くそ!毎日これじゃあ身が持たねえぞ!)

そう思っていると笑い声が聞こえてきた。

(何だ?)

木の上に視線を移すと、エルフの少年がいた。

「あ、ごめんごめん。君達いつもあんなことをしているの?」

エルフの少年が木から降りてくる。

「ああ、そうだ。悪いか?」

「いや、面白くてね。ひいひい言いながらやっている姿。失礼ながら盛大に笑わせてもらったよ。」

(本当に失礼だな、こいつ。)

「なんなら、お前も参加してみるか。」

皮肉を言ってみるが、

「う~ん、考えておくよ。」

意外にも嫌とは言わなかった。

(きつそうに見えなかったのか?)

「自己紹介がまだだったね。エルフのクレイだよ。宜しくね。」

「人間のランドだ。宜しく。」

茂みからガサガサ音がして、シオンが出てきた。一緒に帰るためにランドの方へ寄り道したみたいだ。

「ランド~、終わりましたか~って誰ですか?」

訝しそうにクレイを見る。

「こいつはクレイだ。クレイ、こいつは俺の兄弟子のシオンだ。」

「はじめまして、エルフのクレイです。」

「シオンです。よろしく。」


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