表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第0,4章 クリスとの出会い
52/220

誘拐

(わかってるわよ!クリスには、クリスの人生があるって!でも、あんなに姉さんに似ていると…。)

エリシアは、クリスを姉と重ねていた。自分の姉代わりにしたさ半分、今度こそ守りたいという気持ちが半分だった。

「おーい、エリシアー。」

シオンが探している。エリシアはシオンのもとへ行った。

「…なーにー?」

「エリシア、何であんなにクリス?を仲間にしたいんですか?」

クリスが、姉に似ていることを伝えた。

「そう、ですか。でも…、」

「わかってはいるんだけど…。」

仕方ないから、姉さんの幻影を追いかけるな!と自分に言い聞かせることにしたエリシアだった。





夜。怪しい影がひっそりと孤児院に近づいていた。

(ここにハーフがいるのか?)

(ああ、そいつを拐ってさっさと帰るぞ。)

(ハーフは、奴隷商に高く売れるからな。)

奴隷商というのは、文字通り奴隷を売買している商人だ。奴隷の中でも数が少ないハーフが人気で高額で取引されていた。

(さて、行くぞ。)

怪しい影が孤児院に入っていった。




「誰だ!お前達は!」

「おや?まだ、起きてたのか?」

「…何しに来た?」

院長が身構える。

「ここにハーフがいるだろう。さっさと連れてこい。そうすれば、こっちも帰るからよ。」

「ふざけるな!」

「あっそ。じゃあ、死ね。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ