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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第0,1章 シオンとフィオナとの出会い
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旅立ち

一週間後シオンは退院した。

「ピィちゃん。」

「ピィ?」

「これから僕達は、遠くへ旅することになったんだ。だから、ここでお別れ。自然に帰って。」

「ピィ、ピィ!」

連れていってほしそうに鳴く。

「ダメなんですよ。僕やフィ…姉さんには、餌を作ったり、薬を作ったりするスキルが無いんですよ。」

いつも、餌はマリアが作っていた。不死鳥だから病気になることがないのだか、シオンはそれを知らない。

(また、何か飼うときのために薬作れるようにしましょう。姉さんが餌をかな?)

「ピィ!」

すると、ピィちゃんは、自分の羽を一本抜いた。

「あげるって?」

「ピィ」

「ありがとう、大切にするね。」

30分程かけて、簡単な髪飾りができた。

(僕は、男だけど、良いですよね。)




「お待たせしました。」

「シオンー、準備できた?あら可愛い髪飾りね。」

(不死鳥の羽だ。贅沢ねぇ。羨ましい。)

「似合ってますか?」

「ええ、似合ってるわよ。フィオナも準備できたみたいだし行きましょう。」

「何処に行くんですか?」

「そんなの適当に決まっているでしょ?」

(目標があったら、着いた瞬間旅終わっちゃうじゃない!)

「私に任せなさい!」

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