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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第3章 セブンスフォレスト
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精霊姫

(人間の女性なのに、何故か精霊魔法が使える…ねぇ。これって、姉さんが全て当てはまっている気がしますけど。念のため…。)

念のためと思いながら、本音はそうあってほしくないだけだった。なぜなら、フィオナの中にいるということは、フィオナと一緒にいる間、自分達が何をしているのか筒抜けということだ。特に(やま)しいことはしていないが、落ち着かない。そう考えていた。そのため、

「他にはありませんか?兄弟がいるとか、前世の記憶が残っているとか。」

シオンはフィオナにはない、別の材料を探そうと必死だった。

「前世の記憶は、残っていないだろう…。そもそも残らないように死神が魂を洗う。ただし、兄弟は、兄もしくは弟がいる可能性が高いはずだ。」

「その根拠は?」

「それは、言えない。」

(根拠あるんですか。弱った…、ますます姉さんの可能性が高くなってきましたね。)

フィオナを見ると、本人も複雑そうだ。

「…その顔、心当たりがあるのか!」

期待した顔で押し寄せてきた。

(おもいっきりありますけどね。え、ええと、どうしましょう?)

「…その情報だと今のところ私は全て当てはまっています。」

フィオナが重い口を開いた。

(いいの?姉さん。)

フィオナが頷く。

「そ、そうなのですか!」

「…中に入れるか試してみますか?」

(姉さんがいいのなら…、いやでも、もし悪影響があるのなら、この妥協案諦めましょう。)

「あっ、もし試して違うかったらどうなるんですか?」

「ただすり抜けるだけだ。」

特に無いらしい。




「ギルド長、霧の問題は解決しました。残念ながら生存者は、0でしたが…。」

「そうか…、ご苦労だったな。調査だけでよかったが、よく解決してくれた。」

ちなみに大精霊達は、

(く、うう!)

(嬉しいのは、わかるが泣くな。)

(確かに、あんな死に方されてもう会えないと思っていたけど。)

「きゃあーーー!」

「な、なんだどうした!」

「い、いえ…、あの森でいろいろあって。それを思い出して叫んでしまっただけです。」

(急に頭の中で喋らないで!ビックリしたじゃない!)

((((((((申し訳ありません…。))))))))

「そ、そうか。大変だったな。」

こうしてセブンスフォレストの問題は、解決した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大精霊は、地、水、火、風、氷、雷、闇、光の8体です。大精霊の名前は、

地、ノーム。水、ウンディーネ。火、イフリート。

風、シルフィード。氷、シヴァ。雷、ヴォルト。

闇、ネガ。光、アスカ。

フィオナ

『精霊???』→『精霊姫の生まれ変わり』

『大精霊の主』new ! 大精霊の力を借りることができる

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