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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第3章 セブンスフォレスト
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暴食

「はあ…。」

シオンの溜め息が止まらない。

(当然か。でも、シオンとクリスどんな性格になろうと二人は二人だから気にしないで!)

そう思っていると、また霧の色が変わった。黄色から緑に。警戒するが、しばらく時間がたつ。

(今回は特になし?)

するとフィオナとクリスが、

「何だかお腹が…。」

「ええ、空いてきたわね。」

御飯を要求してくる。

(そういえば、昼御飯まだだったわね。今回何もなさそうだし、御飯にしましょう。)

空間袋(ワーム・ポケット)』で食材をだしてフィオナが御飯を作る。だが、その量が多かった。エリシアは、不思議に思った。

(そんなにお腹減ってるの?)

すごい勢いで料理を食べる。

(明らかにおかしい!)

エリシアが料理を取り上げると、血走った目で、

「ちょっと、返しなさい!」

「そうよ!私が狙っていたのに!」

と言って武器を抜こうとすらする。

(霧の影響ね。仕方ない、最強の言葉を言うしかない。)

「それ以上食べると太るわよ?」




(女性恐るべし。やっぱ、その言葉は効くんだな。)

エリシアのたった一言で霧を克服した。

(おっ、霧が無いところまできたな。休憩だ。次も、簡単だと良いが…。)

5人は、一息つくことにした。


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