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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
(番外編)最強の魔法剣士と5人の日常
24/220

太陽

「シオン、背中に蜘蛛がついてるわよ。」

「そうなんですか?取ってくれませんか?」

「ごめんなさい!蜘蛛は、無理なの!」

足が多いし、気持ち悪い!

「よーし!今日は、避けるだけじゃなく攻撃してきなさい!一本とったら終わり!」

前衛は、エリシア、シオン、ランド。後衛は、フィオナ、クリス。

「『守護者(ガーディアン)』!」

ランドの異能『守護者(ガーディアン)』。この技は、相手は自然と使用者にしか顔が向かなくなるというもの。

「我が前に立ち塞がる者の動きを止めよ。『(バインド)』!」

フィオナが詠唱ありで、魔法を使う。詠唱ありだと威力が2割上がるらしい。

「甘いわよ!」

マリアは、軽々避ける。でも避けた先には、エリシアがいた。

「いけ!」

エリシアは、全力で拳を繰り出す。

ビシィ!

指一本で止められた。

(うそー!け、けどこれも想定内!何故なら…、)

どこからか、魔力の弾が飛んできた。クリスの狙撃だ。

「…!(パシュ!)」

クリスの狙撃を紙一重で、かわした。

(惜しい!)

「これで…、終わりです!」

シオンが空中で木刀を振りかぶる。

ポロッ。

(あ、シオンに引っ付いていた蜘蛛が落ちてきた。)マリアの肩に落ちる。

「キャアーーー!!!」

その後、地上に太陽が降りた。




エリシアは目を覚ますとギルド長が5人の看病をしていた。

「いったい、何があったら山が消えるなどという事態になるんだ。」

(あの山消えたんだ。)

エリシアは事情を説明する。

「蜘蛛一匹で…か。マリアが大人げないことしたと言っていたが、そういうことか。」

(大人げないこととか、そんなレベルじゃないと思う。)

「幸い死者は、でていない。良かったよ。」

その後、シオンは虫除け薬を必死に大量に作ったという。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

番外編終了です。


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