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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
(番外編)最強の魔法剣士と5人の日常
22/220

スピリッツ

「皆ー!『気』のこと覚えてるー?」

唐突にマリアが、確認してきた。

(忘れていたら消し飛ばす。)

ちなみに、少し不機嫌だったりする。

「空を飛ぶときに使った力ですよね?」

ランド以外頷いている。

(ランド…忘れていたわね?)

「そうよー!でも、もっと使い方があるのよー!今から見せてあげる。」

「はっ!」

マリアの身体が青いオーラで覆われた。シオンは、首を傾げている。まるでそのオーラ何?みたいな感じだ。

(シオン、魔法が使えないから気づかないのね。師匠の魔力が跳ね上がったことに。)

「これはね『スピリッツ』といって、自分の大切にしている感情もしくは気持ちを爆発させることで発動する能力よー!魔力と筋力が強化される。ちなみに人によって、オーラの色は違うからねー!」

(自分の大切にしている感情…ね。)

それだけでできるのか、いくらマリアの言うことでもクリスは信じられなかった。

「自分の大切にしている感情って言われても思い当たらない人いるー?」

シオンとクリスとエリシアが手を挙げる。

二人はもう挑戦していて、フィオナはピンク色の、ランドは白色のオーラに覆われている。

(そんなに簡単にできるの!?)

「ピ、ピンク!?シオンも大変ねえー。」

マリアが少し動揺していた。その様子に、クリスはフィオナの感情が気になった。

「色がどんな感情や気持ちなのかヒントになっているのよ。」

そう言って、マリアは眼を凝らす。それだけで色がわかるようだ。

「えーと、シオンが黒。何物にも染まらない色だから、信念もしくは諦めない気持ちね。殺されそうになってる自分をイメージして負けない!と念じれば大丈夫ね。クリスは、銀。最も明るい色だから、幸せな気持ちね。何かイメージある?」

気づいたら、シオンもできていた。クリスは、両親と一緒に幸せそうに暮らしている自分をイメージする。

(できた!)

「皆、習得早いわねー。後は、エリシアね。エリシアが金?分かりにくいわねー。」

「あっ!わかりました。」

するとすぐにできた。

(どんな感情、気持ちだったのだろう?)

「全員できたわね?スピリッツって5段階あるのよ。今の状態が1ね。2で髪の色もオーラと同じ色になる。1の強化版ね。3で防具の色も変わる。さらに強化され防御力もあがる。4、5は不明。噂では、5になると人間に戻れなくなるとか。」

5人は、内心恐怖した。

(((((それってやばいんじゃないの!?)))))

「練習してると、3までなれるようになるから頑張りなさいよー!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

現在

シオン&ランド&フィオナ&エリシア&クリス

『スピリッツⅢ』

シオン

???技

黒渦(ブラック・ホール)

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