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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第18章 世界樹
218/220

コンビネーション

(えっ?フィオナがじゃなくて、シオンがキスしてるの!?ああ…、ついにシオンもアブノーマルに…。愛の女神としては最高の力の源だけど、母親としては…、…あれ?彼女は確か…感情の女神?)

「愛の女神ラヴァ…ね。ちょっと待ってて、今立て込んでいるから。『(ソウル)…」

「…!『心…」

「「波動(ブレイバー)』!」」

アリスはミラの魔法を相殺した。

「…貴女も邪魔するの?」

「何で二人を殺そうとしているのかわからないけど、全力で阻止させてもらうわ!」

(あの昆の効果は感情植え付け…。なるほど、シオンに何かしら感情を植え付けて同時にフィオナの動きも封じているのね…。恋愛感情かしら?だったら!)

アリスは二人のもとまでいき、自身の腕をシオンに突っ込む。すると、何かを掴んだ。

(これでしょ!)

感情は本来目に見えないが、アリスは感情系の神であるため引き抜くことができた。それと同時にシオンが慌ててフィオナから離れる。

「はわわわわ!?姉さん、大丈夫!?」

フィオナはトローンとした顔で放心状態になっていた。が、すぐに意識が覚醒する。

「…夢の時間が…、その昆、絶対奪う!『ジェネレーション』!」

「何に使うつもりですか!?」

「ええい!」

フィオナの剣がミラに振り下ろされる。

「残念だけど、私はあの時みたいに弱体化してないわよ!」

ミラがフィオナを押し返そうとする。そこに、

「『ジェネレーション』!『魔光一閃』!」

巨大な斬撃が放たれた。ランドは今回『守護者(ガーディアン)』を使わない。神にそんな小細工が効くとは思えなかった。それよりも攻撃を数叩き込んだ方が効果があると考えた。『スピリッツ』も一瞬だけが好ましい。

ランドの技はいとも容易く弾かれた。

「はあ!」

フィオナが鍔競り合いに持ち込む。が、逆に剣を弾かれてしまった。

「しまっ…」

「まずは貴女からよ!精霊姫!」

「ふん!」

アリスは宙に舞ったフィオナの剣をキャッチした。

「『陽炎』!」

『陽炎』は剣を使ったアリス(・・・)の技。驚異的なスピードでミラを翻弄し数えきれない攻撃が叩き込まれる。アリスとして幸いなことにフィオナはアリスの剣を知らず、シオンも『人格融合(フュージョン)』の確認のため見ていなかった。

「ぐっ!あっ!何で…貴女が…剣を?」

「大精霊!」

フィオナは自分の目の前に特殊な輪を出現させ、大精霊八体全員も呼び出す。大精霊達は自分の属性の極太レーザーを輪に向けて放つ。そこに精霊姫の魔法も追加される。

「『全属収束(エレメンツ・ストライク)』!」

九つの極太レーザーが虹色の極太レーザーに変換され放たれた。昆を盾にするが、防ぎきれず呑み込まれる。

「い…つ…、まだ負けてないわよ!」

「『魔術師』!~~~~~~♪」

ミラ以外の魔力が活性化される。さらに

「『魔力活性(マジカル・ブースト)』!」

ランドの魔法も追加された。

((『人格融合』!))

「『ジェネレーション』!あー、もう!」

シオンはさっきからフィオナにしたことが頭にちらついていた。その頭の中はフィオナの白い肌で…

「『全魔放出(オーバー・ドライブ)』!(煩悩よ!)消えろー!!」

シオンはミラに魔法を放った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フィオナ

ジェネレーション技

『全属収束』new !

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