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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第16章 装備の整え
205/220

できちゃった病の発揮

「フィリス、サイズは測れました?」

「はい、できています。」

サイズというのはクリスとエリシア、ついでにフィリスのサイズである。

「どうせ…胸ないもん。ていうかシオン!どうしてフィリスの方が胸が大きいのよ!へこませなさい!」

「クリス…、胸を気にしすぎなんじゃないですか?たかが、脂肪の塊…。しかも、フィリスはゴーレムですよ?」

「胸は女性のステータスなのよ!」

「でも、フィリスの胸をへこませたところで、クリスの胸が大きくなるわけではないですよ?」

「うっ!?」

クリスが落ち込んだ。

「でも、そんなに言うなら…」

少しでも落ち着くのならとシオンは考えたが、

「やったら殺します。」

フィリスが笑顔で応える。

「じょ、冗談です!」

慌ててサイズを確認していく。

(フィリスがいてくれて本当に良かったです。フィリスって自分のサイズも測れるんですね。ゴーレムなので特に意識しませんが。姉さんが測ると胸がちらついてクリスが暴走しますし。シーナは魔法以外ゴミですし。)

(む~…?何か言った?)

(何か聞こえました?)

(気のせい…ね。zzz…。)

こうして神界から集めた素材で女性陣の防具作りを始めた。




「ご主人様。」

「何ですか?」

「それぞれ効果を教えていただけませんか?」

「クリスの防具は相手が放った魔法をクリスの魔力に変換し吸収します。流石に超級の神は無理ですが。それと同時に、傷も治してくれます。しかも、クリスの魔法の威力が五十倍になります。惜しい!あと二倍で終わりの杖剣に並ぶのに…。」

「…。」

「エリシアのは物理無効ですね。吸収ではない代わりに超級の神の下の方でも無効できます。」

「…。」

「フィリスの…」

「ご主人様…。」

「はい?」

「貴方が作る装備は非常識ですね。」

「褒め言葉として受け取ります。」

「褒めてません。呆れています。」

「そんなこと言ってましたら、貴女も非常識ということになりますよ?」

言外に貴女を作ったのも僕ですよ?と言う。

「あっ!?いえ、褒めてます。貴方が作るものは素晴らしいものばかりです。」

フィリスは慌てて自分の発言を180度変えた。

(もう人間にしか見えません…。何でできちゃったんでしょう。ランドの言うようにできちゃった病認定でもいいかもしれません…。はあ。)

シオンは溜め息を吐いた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クリス

防具

魔術師の服→魔を統べる者の服

エリシア

防具

アダマンアーマー →オメガアーマー

フィリス

武器

アダマンレガース→アビス

防具

メイド服→メイド服?

装飾品

なし→神木のブレスレット

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