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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第16章 装備の整え
201/220

アレンの玩具達

翌日、エリシアに謝られた。どうやらシンが操っていた間も意識があったらしい。現在、『フリーズ』はエリシアの空間魔法で神界に来ていた。そこにシンが待ち構えていた。

「遅い!」

「本当にいました!?」

「ほら、さっさと案内しなさいよ!」

(何でこんなに興味津々何ですか…。)

到着から一分でシオンは精神的にへばっていた。




「これ?」

「はい、これです!」

目の前には十歳の子供が入るか入らないかぐらいの宝箱があった。

「ふっふっふ、では早速…、ってきゃあああーーー!!」

シンが宝箱を開けようと触れた瞬間、電気が流れた。不意を突かれたせいで、想像以上にダメージを受ける。

「開け方があるので気を付けてください。」

「先に言えーーー!!」

(シオン、性格変わったな…。神様をからかってるよ。しかも、相手は創造神。以前なら緊張してるだろうに…。)

「合言葉があるんですよ。『打倒シン』!」

そう言うと宝箱が開いた。

「ちょっと待ちなさい!?不吉なことを言わなかった!?」

「いえ、当時ボコボコにやられていましたし…。何とかやり返したいと思ってましたので…。」

「…中身は対()用?」

「単純に強力な装備です。」

しれっと言う。中から槍や斧、弓や鎧などたくさん出てきた。

「おお、凄いな…。空間魔法が施されているのか?」

「懐かしいーーー!!ほら、ランド!この鎧見てください!」

「何だ、この鎧?」

「それはですね…、相手の魔法を受け流したり、返したりすることができる鎧なんですよ!物理はできませんが、魔法特化なので神の魔法でも弾くことができます!」

「性能がぶっ飛んでやがる!」

「神界の素材でできてますからね。でも、クリスの刀も、魔法を斬る能力がありますからね。ああ、前世の方が背が高かったので、僕にはサイズが…。ランドはピッタリですね。」

「クリスの刀にそんな効果があるのかよ。フィリスといい、前世の経験によるできちゃった病か…。」

「変な病名付けないでください!」

ランドは試しに着てみた。

「すげぇ…。しっくりくる。」

「では早速…、『風弾(エア・バレット)』!」

ランドに向けて撃つが、流れるように魔法を受け流した。

「うわ…、マジか…。」

「気に入りました?」

「…これもらって良いのか?」

「寧ろここで埃を被るのは勿体無いくらいですよ。」

ガチャ!ガチャ!

クリスが何やら漁っていた。

「あったーーー!!」

手に取ったのはライフル二丁。

「ねぇ!このライフルの効果は!」

目を輝かせてシオンに問う。 シオンの顔が引きっつった。

「あー…うん、効果は魔力消費半減、魔法を使う際に時を自身に『治癒(ヒール)』の効果、それと…貫通ですね。」

「貫通?」

「相手が防御魔法を展開しようとどれだけ強靭な体を持っていてもそれを無視し、大きなダメージを与えることができます。」

「うわ…、これにする!」

「何か物凄く攻撃的ね。一つ一つの効果はあれだけど、総合的に見れば私達の武器と変わらないわよ?」

「ありました!」

「無視!?」

シオンが取り出したのは銀色の二丁拳銃。

「これ、対神用なんですよね。」

「…何て言ったの?」

「対神…」

「そーい!」

シンが破壊しようとするが、咄嗟に庇う。

「ちょっと貸しなさい!」

「壊すつもりでしょう!?」

「当たり前よ!対神用なんて作る馬鹿がどこにいるのよ!」

「ここにいるんですよ!本当はシン様とまた戦う機会があったとき用だったのですが…。」

「それ私に使うつもりだったの!?」

「けどよ、シオン。創造神様は『刹那』でも無傷だったのにダメージなんて与えられるのかよ。」

ランドがそう言ってると、力の限り暴れている邪神が現れた。

「アハハハ…!」

「うわ…。何だあれ?」

「あれは邪神ですね。丁度いいです。実験台になってもらいましょう。」

そう言って邪神に構える。そして、普通に魔力を込め引き金を引く。すると…邪神が消えた。しばらくすると、遠くで爆発音が聞こえた。

「余裕ですね。」

「それ、私に使うつもりだったのよね!?ねぇ!?」

シンがシオンの胸ぐらを掴んで揺さぶる。

「大丈夫です!シン様なら丁度全治三ヶ月レベルにしてありますから!普通に魔力を込める分には…。」

シオンがそう言うとシンが膝をついた。

「もう、これから神の武器は貴方が作りなさいよ…。何か疲れたわよ…。」

「何言ってるんですか!創造なら機能は思うがままでしょう!」

「私に神を消すとかそういうの恐ろしくてイメージはできないのよ!」

「でも、正直面倒です。」

「だったら、作るな~!!」

それからシオンはシンに三十分説教された。




「う~ん、鎧はランドだけ…ですね。僕は二丁拳銃と靴と腕輪ですね。クリスは刀と二丁ライフル、姉さんは短剣と双弓、エリシアは剣と小手…ですね。道具もいくつか…。ランド、大剣は良かったんですか?」

「ああ、アテがあるからな。」

そう言って地上に帰った。

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シオン

武器

シルバーブレット×2→ゴッドスレイヤー×2

フィオナ

武器

アダマンダガー×2→カタストロフィ×2

レイン・ボウ×2→アルテミス×2

ランド

『ジェネレーション』new !

防具

アダマンアーマー→リバース・ロード

クリス

武器

魔刀ゼロ→エンシェント・ノヴァ

ロングライフル×2→ミーティア×2

エリシア

武器

フランベルジュ→クラウ・ソラス

アダマンガントレット×2→神王の小手×2

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