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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第マイナス章 成り立ち
170/220

魔族誕生

九尾と話した結果、今は(・・)力を貸すことはできないと言われた。九尾の本音は中立だが、力があるがゆえに他種族によく絡まれていたようで、種族統合に多くの狐族は反対。けれど、最近獣族ができたことで、少しはちょっかいをかけられることも減り、他種族に対する意識も良くなっているらしい。後少し、狐族全体の考えを変えるきっかけになる出来事があれば、協力できると言われた。

それだけ聞くとアレンと精霊姫は帰った(忍び込んだことに関してはお互い様ということでお咎め無し)。(九尾の言っていたきっかけ…ね。まあ、浮かんだことからやってみましょうか。)




二ヶ月後

アレンは、魔族対象の種族の中を駆け回って自分の考えに賛同してくれる者達を集めて組織を作った。

平和(ピース)欠片(ピース)をかけてそのまま『ピース』という組織だ。人数は、約100人。この組織は、二十種類の種族で構成されていて、目的は当然種族の統合。集まったのは、他種族と親友や友達になった者、恋した者といった者達だ。活動内容は、どんな種族も受け入れる小さな村づくりだ。正直アレンは、これで大丈夫なのか不安だったが、他種族同士協力しあって活動している姿は多くの種族に衝撃を与え、九尾のいうきっかけに充分足るものだった。狐族族の意識も種族の統合に辛うじて過半数を占め、組織に協力した。




それからさらに二ヶ月後、魔族が誕生した。

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