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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第13章 エリシアの役目
149/220

対面

五人が辿り着いたのは、何もない辺り一面が真っ白な空間だった。

「…どこだ?ここ。」

「…。」

ランドが独り言を言いながら、目でエリシアに問いかけるがエリシアはそれを無視した。いや、どこか虚ろだった。

「…付いてきて。」

エリシアが案内する。




しばらくすると意外な人物と再会した。

「あれ!?何で皆ここにいるの!?」

愛の女神ラヴァだ。

「ラヴァ様こそどうしてここに?」

ちなみにフィオナ以外はラヴァを様づけで呼ぶ。

「えっ、いやだって…。ここ、神界よ?」

「「「「?」」」」

「言ってもわからないか…。ここは神だけが住む世界よ。ここから神は人類を見守って…、いや観察(・・)しているのよ。まあ、ルナ先輩や太陽神とか例外もいるけどね。」

それを聞いて全員に緊張がはしる。いつの間にか神の領域に踏み込んでいたことに。

「ああ、そういえばシオンの前世も何かしら神だったものね。それほど不思議でもないか…。どうしてここに来たのか聞かないけど、まあ気を付けてね。」

そう言ってラヴァは去っていった。

「…。」

(おい!エリシア!これってどういう…)

「こっちよ。」

ランドが緊張のあまり小声で聞くがそれを遮る。全員説明してほしそうな顔をしていたが、着いたら答えてくれるだろうと考え後を付いていく。




三十分程歩いた頃、とある人物に出会った。女性だから女神なのだろう。通り過ぎるのかと思ったが、ここでエリシアは立ち止まった。女神が突然話しかけてくる。

「…ここに来たということは、自分が何者なのか思い出したのね?」

「エリシア、この方は?」

「創造神。世界を作り、全ての神をまとめている女神よ。」

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