表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第12章 負の化身
144/220

こちらも

フィオナ&クリス&フィリス側

三人もまた分身と戦っていた。数はやはり約二十体だった。

「多いわね!退きなさい!」

「邪魔よ!『同調弓(シンクロ・アロー)』!」

フィオナが新技を放つ。精霊魔法の『同調(シンクロ)』を参考にした技だ。フィオナは普段『同調』を視覚に使っているが、他にも使い道がある。触覚、嗅覚、聴覚、味覚だ。この『同調弓』は、触覚に使っている。ただし、共有するのは自分ではなく、敵同士だ。矢が一体を射ると同時に周りの四体も倒れる。ダメージが他の四体にも伝わったのだ。

(五体ずつが限界ね…。)

「『雪月花』!」

クリスも刀で攻撃する。『雪月花』は、三連撃の技だ。一撃目は敵を凍らせ、二撃目は刀から黄色の魔力の玉を放ち中に閉じ込め、三撃目で斬りつけその球体が爆発する。それはまるで氷の花火だ。

「あと十体!」

分身の一体がクリスに向かって黒い弾丸を放つ。フィリスがクリスの前に立つ。

「『玄武』。」

全身を緑の魔力で覆い、クリスを守る。

(あら!ランドにライバルが現れたわね。)

クリスはそんなことを考えていた。

「それにしても面倒ね!『花鳥風月』!」

刀を地面に突き刺す。その瞬間、辺りの景色が夜空に変わる。綺麗な月も見え、風情を感じさせる。そして、それに戸惑っている分身を景色ごと(・・・・)一振りで破壊する。

「これで決めます。『白虎』。」

フィリスは腕を白い魔力で覆い、最後の分身の胸を貫いた。

「急ぐわよ!」

そして、本体のところに向かった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フィオナ

双弓技

『同調弓』new !

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ