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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第12章 負の化身
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夢パーティー

五人は準備を整えフィリスも連れ、門に入る。

「着いたぞ!ってクレイ!?」

「姉さん!?」

入ってすぐに実体化したクレイとソフィが待っていた。

「魔王のやつ、話してなかったのか…。」

「もう戦力になりそうなの私達と閻魔様と一部の死神ぐらいなの!急いで!」

五人と一体は閻魔のいる屋敷まで案内された。




そこには巨大なベッドで横になって弱っている閻魔がいた。

「閻魔様弱ってませんか?」

「ええ、緊急事態で慌てて魂を実体化させてるから少し衰弱してて…。休めばその内治るみたいだけど。」

そう言いながら、ソフィが水を飲ませる。

「うう、すまんの。」

「いえ、お気になさらず。私もいつもお世話になってますから。」

「これから組分けや作戦を考える。部屋に案内するからついてきてくれ。」

そして、閻魔の部屋をあとにした。




「三体いるって話だけど…。何者なの?」

「わからないわ…。突然現れたのよ。」

「そいつらの特徴は黒い煙、いやオーラかな?それが人型の形をしている。大きさは二メートルを越えたぐらいだ。攻撃手段で確認できているのは、そのオーラを球体にして飛ばしたり、腕を剣に変え斬りつけたりするぐらいだ。他にもあるかもしれないけどな。」

「あまり時間もかけられないの。圧倒的な力で暴れまわっている。このままだとあの世が終わってしまうわ。だから、三組に分けて戦いましょう。」

「…あの世が終わるとどうなるんだ?」

「二度と新しい命が産まれることがなくなる。ただただ年をとる世界に変わりこの世も終わる。」

「…。」

それを聞いて絶句する。シオンは慌てて組分けを考えた。

「三組ですね!じゃあ、僕とランドとクレイ、エリシアとソフィさん、姉さんとクリスとフィリス!この三組です!」

「それじゃあ、死神達!閻魔様をお願い!」

「わかりました!お気をつけて!」

こうして、親友チーム、義姉妹チーム、名前そっくりチーム(その他はかわいそう)に分かれて向かった。


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