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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第11章 再会
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防衛

ランド&フィリス側

「俺達で国を守るんだ!」

「「「おーーー!!!」」」

冒険者と兵士達が士気を上げている。

(さて、行くか!)

大量の魔物が向かってくるのが見えた。

「いけ、フィリス!先制攻撃!」

「貴方に命令されるのはしゃくですが、かしこまりました。『灼熱爆炎(プロミネンス・ノヴァ)』!」

巨大な炎の球体が森に降りる。まるで太陽だ。 森の半分が消える。残ったのは、巨大なクレーターだけだ。

(自然破壊も良いとこだな。俺も人のこと言えないけどさ。)

「お、おい、やったんじゃないのか?」

歓声があがる。が、

「…な、なんだと!」

クレーターから魔物が向かってくる。生き残っていたのだ。

「簡単にはいかねーよな。『守護者(ガーディアン)』!」

全ての敵がランドに来る。そのなかに

(ゴブリン…ジェネラル!?本来なら倒せるが、今はどうなんだ…。)

ランクCの魔物、ゴブリンジェネラルがいた。 ゴブリンジェネラルから剣が振り下ろされる。

ガキン!ズシン!

防ぐことができたが、足が地面にめり込む。

「ぐっ!前の盾だったらアウトだったな!だりゃあ!」

ゴブリンジェネラルを弾く。そこに冒険者達の魔法の援護が来る。その攻撃のなかには、Aランク冒険者のものもある。しかし、

「無傷だと!?」

ゴブリンジェネラルは、平然と立っていた。

(くそっ!数が多い!大剣に変えられねぇ!)

ランドは、引き付けるのに精一杯だった。今大剣に変えると、他の冒険者が襲われる。

「フィリス!ゴブリンジェネラルを!」

「はい!『青龍』!」

青い魔力を帯びた足で顔面を蹴りあげる。だが、顎を擦りながらすぐに起き上がった。

「グアアーー!!」

(ちっ!効いてはいるが、そんなにだな。こうなったら、)

「我らの仲間に守りの力を…『全防(オールガード)』!」

『全防』は、仲間全員が打たれ強くなる魔法だ。

「すまねぇ、皆!あいつを倒すまでの間頑張ってくれ!」

「わかった!」

「任せな!」

(早く終わらせる!)

大剣に持ち変え、

「『スピリッツⅢ』!」

「『限界解除(リミット・パージ)』!」

一人と一体は、本気を出す。

「『魔光一閃』!」

『一閃』を強化した技を放つ。『一閃』とは範囲も威力も比べ物にならない。真っ二つになったゴブリンが大量に転がる。

(守りながら攻める!)

しかし、ゴブリンジェネラルは手をちょっと斬っただけだった。

「『朱雀』!」

赤い魔力を帯びた踵落としが決まる。

「グオー!!」

頭を押さえながら、剣を振り回してくる。

「新技いきます!『麒麟』!」

金色(こんじき)の魔力を帯びた足で、

「はあ!」

ゴブリンジェネラルの体を上半身と下半身に真っ二つにした。ランドが再び盾を取り出す。

「よし!再びガー…うそ…だろ。」

そこには、大量のゴブリンジェネラル、そしてランクBのゴブリンキングがいた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フィリス

足技

『麒麟』new !

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