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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
(番外編) 裏話
120/220

頑張るシーナ

フィオナが夜遅くに帰ってきた頃。

「ありがとう、フィリス。私の代わりに料理を作ってくれて。」

「いえ、これが私の仕事です。三番目のご主人様。」

フィリスが料理を作り始めてから、フィオナが夜まで出掛けるようになった。今までは料理担当だったため、比較的皆と依頼を受けることが少ない、もしくは途中で帰るのだがフィリスのおかげで自由になった。

(…。)

(シーナ?)

シーナはフィリスが褒められているのを見て嫉妬していた。

(私だって、何かできるんだから!シオン!明日からしばらく私と交代よ!)

ちなみに、人格を交代すると体も入れ替わる。とはいっても、変わるのは性別くらいだが。

普段は、シーナと変わることは滅多にない。以前の騒動のためだ。しかし、シオンはある程度シーナを許しているのもあり、

(は、はい。)

シーナのプレッシャーにしぶしぶ交代を許した。




「…というわけで、しばらく(シーナ)です!」

「え、ええーー!!」

フィオナがシーナから距離をとる。洗脳発言がまだ響いているようだ。

「なので姉様、何か手伝えること、もしくは覚えてほしいものってありますか?」

「そ、そうね。裁縫とか?」

「わかりました!裁縫ですね!」

内心動揺していた。料理を手伝ってほしいと答えるかと思ったら裁縫なのだ。料理ならシオン経由で経験があり、素人よりスタートが早いと考えていたのだ。裁縫なんてわからない。

「やり方なら以前師匠が持っていた本があるからそれを使いなさい。」

意外なことにクリスが助け船を出してきた。

(クリス、ありがとう。)

心で感謝し、やり始めた。




結果は失敗。何度やっても上達しない。

「ううーー!」




洗濯、掃除、他にもチャレンジしたが、できるようにどころか上達もしなかった(他の皆はある程度できる)。




(私、才能ないのかな…。)

その時閃いた。

(そうよ!魔法よ!魔法なら教えられる!適正だってわかる!)

そして、全員を集め魔法を教え始めた。




「ありがとう、シーナ。とても勉強になったわ。」

フィオナとの距離が縮まりシーナは、

(えへへへ。)

とても満足だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フィオナ

魔法

灼熱爆炎(プロミネンス・ノヴァ)』new !『水絶景(アトランティス)』new !

クリス

魔法

氷結晶(ダイヤモンド・ブリザード)』new !

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