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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第2章 魔王のコテナ訪問
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懸念

家に帰り、ギルド長の話を残りの3人に伝えた。

「ギルド長が僕達を呼んだのは、魔王からの指命依頼を伝えるためだった。」

「え?」

エリシアは、呆気に取られていた。こんなに早く来るとは思っていなかったのだ。

(いやいやいや!魔王様、いやリオ様行動早すぎ!確かに見てみたいとは言っていたけど!ううん、まだ来るとは…。)

「どんな依頼なの?」

「うん、魔王はコテナに興味があるみたいでね。案内してほしいとのことです。」

(やっぱりー!)

「ギルド長に『私からも、お願いしたい。魔王に、コテナの良さを見せてやってくれないか?』と言われてしまいました。」

(シオンもそんなに簡単に受けていいのー!いや、指名依頼を断るのは、難しいかな?)

「それで、日程は…、」

こうして予定が組み込まれた。どうやら魔王が来るのは、一週間後からの3日間とのこと。

「大変だな…。」

「そうですね…。」

(やっぱり案内面倒なんだ。)

しかし、エリシアが予想したのとは、別の理由だった。

「戦争主義派から魔王を守りながら…か。」

(そうだった!)

戦争主義派から魔王は、あまりよく思われていない。その事を、エリシアは失念していた。

「案内と護衛は、シオン、ランド、エリシアにしましょう。私とクリスが怪しい人物がはいりこんでいないか捜索。」

こうして案内のため以外にもいろいろと準備することになった。

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