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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第9章 ドリームマッチ
108/220

(神様反則!)

シーナが愚痴る。さっきから、詠唱無しでいろんな魔法が飛んでくる。同じ無詠唱でも発動の早さが桁違いだ。しかも、地、水、火、風、氷、雷、闇、光おまけに無属性まで。神様は、シオンとシーナの前世に関係なく、魔法が使えるから没収もできない。

(そんなに魔法使って魔力尽きないの?…うわ…。魔力の消費より魔力の自然回復の方が早い。)

シーナは半ば呆れていた。

「『追尾矢(ウイーク・アロー)』!」

やっとできた隙でフィオナが反撃する。けど、すぐに魔法に飲み込まれる。

(魔法の量が半端じゃない!)

「『桜吹雪』!」

シオンが二刀流で飛んでくる魔法を切り裂いていくが、捌ききれない。でも、堪えながら進んでいく。

「着いた!『鳳仙花』!」

シオンの三連撃がはいる。

「本当に強くなったわね。神を相手にここまでやれたら充分ね。こうさーん!」

「いいんですか?」

「そうよ。審判さん。」

(本気じゃなかった気がするけど。いいのかな?その気になれば、大技がありそうな気がする。本当に僕と姉さんに会いに来ただけ?何のために…。考えてもわからないか。)

こうして試合は終わった。




「なんだか、ずっと前から僕達のことを見ていたような言い振りでしたけど。」

最初から、成長を見せろとか強くなったとか、会ったことがあるような口ぶりだった。しかし、シオンの記憶に彼女の存在は無い。

「それも秘密。でも、近い将来話すことになると思う。それまで待ってなさい。」

「どういうことですか?」

「そうだ!勝ったご褒美に一つ教えてあげる。約1ヶ月後大変な事件が起こる。気を付けなさい。」

そう言って、女神ラブァは去っていった。

(何だったんでしょう?)

何もわからなかったが、ラヴァの最後に言った言葉を覚えた。

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