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最強の魔法剣士の弟子たち  作者: アクト
第2章 魔王のコテナ訪問
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指名依頼

シオンと付き添いでクリスが一緒に、ギルド長に呼ばれて部屋にいる。

「やっと終わった…。」

「ご苦労様です。」

ギルド長は、今回の騒動について、いろいろまとめていた。

(できれば、終わってから呼んでほしい。)

(それにしても、あの書類の山を1日で終わらせるなんて…。ギルド長は、私達の魔法や実力に驚いていたけど、ギルド長も大概だと思う。)

「私のことはいい。一番大変なのは、女王様だ。」

ちなみにこの国の女王は、人間とエルフのハーフだ。女王の両親は、愛し合っていたそうだが、子供の存在を公にすることができず、この国の女王におさまっている。(母親がエルフの王族)たまに両親が様子を見に来ているらしい。

「それで僕達は、なぜ呼ばれたのでしょう?」

ようやく本件に入れるとばかりに、シオンは安心した顔で言った。

「ああ、今回の活躍で君達のランクをCに上げる。その事を伝えたくてな。」

「Cに…ですか?ありがとうございます。」

(上がってもDだと思ってた。)

「本当は、BにしたいくらいなんだがBになるには…。」

「実力だけでは駄目ですね。知識や礼儀作法を覚えないと。」

Bになるには、試験を受けなくてはならない。筆記試験、実技試験、そして面接。面接といっても簡単な質問ばかりだが、本命はその時の言葉遣いや仕草などを見ているらしい。

(ランドに勉強教えないといけないかな。いや、敬語とかがな。はあ。)

シオンは大きく溜め息を吐いた。

「後、以前の変異スライムの件は解決した。追加報酬だ。といっても、研究者の罰金の一部だか。」

「ありがとうございます。」

「それと、もう一つ。」

「まだあるんですか?」

シオンは訝しそうにギルド長を見る。

「魔王から君達に指名依頼がきた。」

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