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乗り鉄の旅  作者: 山下 修
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箱根お台場編

40代になり今回から始まる乗り鉄の旅。

無計画では面白くないので毎回旅のテーマをいくつか設けることにした。

①箱根を満喫。

②お台場、東京スカイツリー、鉄博をめぐる。


ゴールデンウィークの最中、静岡県御殿場にある富士スピードウェイサーキットで、スーパーGT第二戦富士が開催され、連休中の自分はレース観戦とスポット参戦している友人の応援しに行った。

富士スピードウェイサーキットまではマイカーで行き、2日間にわたる予選決勝レースを観戦した。

仕事の連休は残り3日あり、せっかく静岡まで来たのだからそのまま帰るのももったいない。

そう思い行き当たりばったりのノープランの旅にでた。


レース観戦した富士スピードウェイを後にして向かったのは、伊豆半島伊東温泉。

大学時代93年に当時の彼女とバイクで行った以来、20年ぶりでした。

当日予約で一番安く宿泊できた山喜旅館に到着。行ってびっくり、偶然にも20年前に宿泊した同じ旅館でした。

ゴールデンウィークにもかかわらず、一泊3300円也。

何か感慨深い。前回宿泊した時に赤身の刺身が夕食に出て、一に入れてびっくり、鰹だったが衝撃的だった。

今回は素泊まりのため、宿での食事はなし。伊東温泉商店街にあるモスバーガーで買い出しを済ませ、初夏の誰もいない砂浜を散歩した。

部屋で食事をしてから、温泉に浸かる。日焼けした顔にお湯がしみた。


2013年4月30日

早朝、シャボテン公園と大室山をドライブがてらぐるっと見て回り、伊豆スカライラインから車好きの聖地、箱根ターンパイクを走行。有名な展望台のあるパーキングエリアのあたりはガスっていた。小田原方面にくだる途中、雑誌社がジャガーXKの撮影をしてた。

小田原駅近くのコインパーキングにクルマを預けて、ここから乗り鉄の旅スタート。


小田原駅はJR東海道本線、小田急小田原線、伊豆箱根鉄道大雄山線が乗り入れるターミナル駅。

小田急で、箱根湯本駅までロマンスカーに乗車、そこから強羅駅まで箱根登山鉄道の旅。

小田原駅から箱根湯本駅まで、かつて登山鉄道の車両と小田急の車両が相互乗り入れするかたちであったが、現在は箱根湯本ですべて乗り換え、直通運転する登山電車はない。

箱根自体、小学生時代に家族旅行で来た以来なので35年ぶりでした。

記憶の断片を集めながら風景を楽しむ。乗り込んだ登山電車はモハ1(104編成)は車齢50年を超える車両でかつて子供の頃にかぶりつきで乗った列車そのものでした。小雨の降る中、終点強羅駅のひとつ手前、彫刻の森駅で下車。駅名の示すとおり、駅らかほど近い場所に彫刻の森美術館がある。

小学生当時も行った彫刻の森美術館に入館。記憶の中では巨大な施設だったのですが、思っていたような巨大さではなく子供の頃のスケール感は当てにならないなぁ、って思った。滞在時間は1時間半ほど。じっくり見て回る余裕はあまりなかったので、園内をぐるっとめぐり、ピカソの作品が所蔵されているピカソ館に時間を割いた。

彫刻の森美術館を後にして、終点強羅駅を目指す。すぐに列車入線してきて、一駅を走破。箱根登山鉄道乗り潰し完了。

強羅駅から先にはケーブルカーが敷設されているが、乗らず。

この時乗り潰しの概念がしっかりしていなっかったので、ケーブルカーが鉄道路線で乗り潰しの対象であることを認識しておらず、単純な初歩的なミスで乗らずに下山した。いつしか乗るために再び箱根に来ることになるでしょう。


クルマは引き続き一晩、コインパーキングに預け、箱根湯本駅からそのまま小田急ロマンスカーで東京都内に足を伸ばす事にしました。

このとき乗車したのは、小田急ロマンスカーの代表の列車、LSEの先頭展望席に乗車。新宿駅まで素晴らしい眺望を満喫。


この時点で宿を検索。高校時代に宿泊した事のある渋谷道玄坂にある聚楽を探したがネット上で発見出来ず。

新宿駅から渋谷駅まで山手線に乗車。ハチ公前の人の多さと、アオガエルにカルチャーショックをうけつつ、道玄坂方面に歩く。

センター街や109は昔と変わりなく、高校時代の記憶を辿りながら進んでいくと辺りは完全な風俗街。

かつて聚落があったであろう場所はコインパーキングに様変わりしていた。

仕方なく晴海の方で宿は確保できたので、渋谷駅から新橋駅を経由してゆりかもめでお台場へ。

お台場も元嫁と息子を連れて遊びにいった以来なので4年ぶりくらい。

フジテレビ社屋を横目にダイバーシティに到着。1/1ガンダムよ東静岡以来の再会。ガンタムカフェでガンプ焼きを食べ、ガンダムフロント東京に移動。

展示物はアバオアクー、コアファイター、ストライクフリーダムガンダム。楽しみだったのはドームG。ナレーションはシャアの声担当の池田秀一氏。内容はユニコーンガンダムまで含まれていたので迫力ありました。ちなみに音楽担当はかの小室哲哉。

ダイバーシティからメガウェブへ行き晩御飯を済ませ、再びゆりかもめで終点豊洲駅まで乗車。ゆりかもめ乗り潰し完了。

豊洲駅で東京メトロ有楽町線に乗り換え、月島駅で下車。月島駅で接続する都営地下鉄大江戸線に乗り継ぎ、勝どき駅まで乗車。

駅に近いコンビニで夜食と明日の朝食を購入。

晴海のホテルまでは歩いて移動。ちょっと軽く食べたあと、シャワーを浴びたら知ない間に熟睡してました。


箱根登山鉄道 小田原駅⇒強羅駅 15.0km

小田急 小田急線 小田原駅⇒新宿駅 82.5km

JR東日本 山手線 新宿駅⇒新橋駅 15.5km

ゆりかもめ 新橋駅⇒豊洲駅 14.7km

東京メトロ 有楽町線 豊洲駅⇒月島駅 1.4km

都営地下鉄 大江戸線 月島駅⇒勝どき駅 0.8km

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