表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/21

手紙

家に帰ると、執事が待っていた。

「旦那さま、お手紙が来ております」

「ふむ、どこからかな」

「ラグストンシャー伯爵様からで、ございます」

「ほう。貸してくれ」

私は着替え終わると、執事から手紙を受け取る。

封は、確かに、紋章院で確認をしたラグストンシャー伯爵の紋章そのものだった。

調べていることでもバレたのだろうか、それとも何かあるのか。

「ふむ、なるほど」

「どうされましたか」

「お茶会のお誘いだ。ぜひとも出席しなければな」

それから私は執事にペンと紙を用意するように告げる。

それと蜜蝋も。


手紙を書き終わり、蜜蝋を溶かした上で、指輪を押し付け封をする。

「これを出しておいてくれないか。それと、私の日程に追加を」

執事を見ながら、私は言った。

「2週間後の月曜日、ラグストンシャー伯爵の家に招かれた」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ