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ラグストンシャー伯爵

ラグストンシャー伯爵位は、リーバラッグ侯爵よりはるかに歴史があるようだ。

ノーフォーク公が持っているファイルの量を見ても、3倍か、もっと多い。


眠くなるような口調だったので、ここもかいつまんで説明をしよう。


元は1542年、ヘンリー8世によって没収された修道院の領地の一つであったとされる。

この時は、ラグストンシャー・アビー男爵と称しており、それから3代経た時、子爵へと陞爵(しょうしゃく)する。

さらに年を経て、1722年、伯爵へと陞爵したことをきっかけとして、アビーの名を削る。

これによって、ラグストンシャー伯爵は成立した。

爵領は、グレートブリテン島の南部にあるようだ。

現在は、ラグストンシャー・アビー男爵から数えて17代目、ラグストンシャー伯爵としては8代目が当主となっているらしい。

子供は3人、息子1人と娘2人。

息子が伯爵位の推定相続人に指定されているということまでは分かった。


「……さて、分かりましたか」

「ええ、おかげさまで」

そして、次の方向も決まった。

ラグストンシャー伯爵に、会ってみなければならない。

私は、紋章院を辞すると、一旦家へと戻ることにした。

ここからは、長距離の旅行になりそうだからだ。

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