転生?
始まります。
『起きたかな?』
頭上から少年のような、少女のような声が聞こえ、目を開いた。
「……‥どちらさんで?」
俺は金髪金目の少女?に問いかけた。
『うーん、そうだな……‥。X軸とY軸の交差する所を君が住む世界だとすれば、私はY軸が上の無限に存在するX軸上の存在、もしくはX軸Y軸に垂直なH軸の存在とも言える。まあそんな難しい事はまあ考える必要はないよ。有り体に言えば…』
僕は混乱から立ち直りすかさずに答えた。
「神とよばれるものとか?」
神?は笑いながら
『厳密には違うが、簡単に言えばそうだよ。………しかし君はよくこんな状況で考えることが出来るね。賞賛に値するよ。』「まあ、確かに真っ白な空間に唐突に目が覚めたらパニックになるだろうけど…。」
僕は二次小説や転生者その他小説、ギャルゲーなどいろいろしていたのでどうにかパニックになっていないだけだ。
『まあ、そろそろ本題にはいろう。』
「本題?」
僕は聞き返した。
『そう、本題。まず君は世界の誤差を直すために真理と呼ばれる私より上の権能によって命を失っているんだ。』
僕は絶句して何も言えなかった立て続けに神は
『だから私達はその世界によって命を落としたものの救済をしている。君には転生という形で別の世界にいってもらう。』
僕は最後の言葉にあわてて返した。
「そっそんな!元の世界に帰れないんですか?!」
神は
『帰したい山々だが、記憶を保持したままだと元の世界の意志に弾かれてしまう。だから別の世界に行かせるしかないのだ。だからこそ詫びに赦される上限のなかでそのものの願いを叶えることが出来る。そなたはなにを望む?』
僕は帰れない事を言われ意識を失いかけたが最後の言葉に自分の中二病に火がついた。と言っても既に社会人だが(笑)。 「やっぱりか。ならばいろいろはっちゃけちゃおうかな!いやまてここは転生先の指定が先か…。ならば俺はギャルゲーの世界で!」
『ふむ。なら君が好きだったギャルゲーにしてあげよう。ほかに何かあるかな?』
「勿論だ。運命に出てくるアサシンのすべての人たちの能力を足して十全に扱えるようにしてほしい!後できれば努力の効率をできるだけあげてほしい!」神は
『流石に具とかは無理だけど他は出来るよ。じゃあそれでいこうか?』
「マジで?!十分過ぎるよ!ありがとう神様!」
僕は今ほど狂喜に溢れたことは無い。
『………(汗)、じゃあ送るよ。よき人生を君。』神様が引いていたが最後の言葉に少しずつ意識がなくなっていった…。
意外と大変。