表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/109

決着

 王宮の中でリュドヴィクが頭を抱えていた。そのほぼ同時刻、ジブリルは軍隊を動かし始め、同時に王の座を乗っ取る計画を胸の内に秘めていた。それと同じ頃、バチェの地下に張り巡らされた反乱軍たちも行動を開始した。各々が武器を手に取り、自由を掴み取るために革命を起こさんとしていた。その中でヨアンは両目を閉じ、一人静かに瞑想していた。彼の頭の中では、既に革命が成功した後の、次の段階が描かれていた。大切なのは王公貴族ではない。国を成り立たせるのは国民だ。彼らのために、全く新しい仕組みを持った国を作り上げたい。それを実現するには、今回の革命の成功が不可欠だ。そう信じて彼は目を開けた。


「よし。……皆、行くぞ!」


 割れんばかりの歓声。薄暗い地下に勇敢な市民たちの雄叫びが響き渡った。この波は簡単には止められないだろう。自由という目標を目指し、聡明な指揮官を擁して、彼らは突き進む。市民たちの新鮮なうねりは腐敗した王国を飲み込んでいくだろう。だが、誰が予想しただろうか。この戦いが、バチェという魔界の一地方都市で起きたこの戦いが、これから先の大きな変化の始まりになるなんて。



 地下でヨアン率いる大多数のバチェ市民たちが一斉蜂起したのと時は同じく。バチェ本土と強制収容所の聳える小島を繋ぐ石橋の上で、ミズガルズは苛立っていた。彼が相手にしているのはファストル王国の兵士たち。いくら尾で薙ぎ払ったり、叩き潰しても、氷漬けにしてやっても、後から後から湧いて出てくる。今も十人程度の兵士を倒したかと思ったら、再び本土から大群でやって来る。いい加減、うんざりしていた。


『くそっ! 蟻みたいにワラワラ湧きやがって!』


 橋の中程に陣取るミズガルズをどうしても市街地に入れたくないのだろう。兵士たちは皆必死の形相だ。何とかして、突如現れた白銀の大蛇を殺そうと躍起になっている。

 一部の十数人の悪魔たちが玉砕覚悟でミズガルズの正面から突っ込む。ある者は無謀にも大蛇に剣を繰り出し、またある者は出来る限り強力な魔法を放った。だが、力の差は残酷な程に歴然としていた。突き刺したはずの剣は根元を残して折れ、渾身の力を込めて撃った魔法は大蛇に何の損傷も与えていない。

 その後も魔法の雨嵐を受けまくったミズガルズだったが、煙が晴れると、兵士たちは驚愕に目を見開くことになった。……全くの無傷。あれだけの攻撃を受けたというのに、銀色に輝く鱗は一枚たりとも欠けておらず、掠り傷一つ見当たらない。


「畜生! 何なんだ、この化け物は!」


 一人がやけくそ気味に叫び、元来た道を逃げていく。恐怖は伝染する。ミズガルズが牙を剥き出し、鋭い瞳で睨んだだけで、また一人また一人と敗走を始めた。ただ、同時に諦めの悪い悪魔たちも多く、隙を見て蛇神の背後に回り、何とかして息の根を止めようと画策している。


(……ちっ、きりがねぇ!)


 いくら力の差が明確であろうとも、数の多さは小さくない脅威となり得る。真正面に陣取っていた兵士たちは逃げ出し始めたが、後方や左右に回った兵士たちはしつこく攻撃を続けていた。今のミズガルズはまるで蟻の大群に囲まれた蟷螂のようだ。蛇神は焦りを覚えた。多勢に無勢という言葉があるが、これ以上応援を呼ばれたらまさにそうなってしまうだろう。

 殺られるくらいなら、その前に殺れ。ミズガルズは死ぬ気など毛頭無い。邪魔立てする悪魔たちを殲滅させるべく、身体に力を込める。そして鋭く研ぎ澄まされた尾を振り抜こうとした時、白銀の大蛇はわずかな熱気を感じ取った。

 一瞬、目も眩むような真紅の閃光が走った。次の瞬間には石橋が紅蓮に染め上げられる。飛び交う悪魔たちの絶叫。突然の出来事に彼らは最初、何が起きたのか理解出来なかった。そんな彼らの目に映ったもの、それは鮮血を思わせる真紅の鱗で身を包んだ巨竜。優雅に羽ばたきながら、こちらに向かって飛翔しているではないか。


「竜だあああああああああああっ!!」


 誰かが叫び、また別の誰かは武器を取り落とす。剣が橋に落ちるのを待たずに一人が走り出す。それに別の兵士が続く。集団で敗走し出す彼らを追撃するかのように、炎竜は紅蓮の炎を吐き続ける。灼熱の火炎が悪魔たちを飲み込んでいく。

 火炎が悪魔たちを焼く匂いに包まれながら、ミズガルズは信じられないとでも言いたげに呆然としていた。だが、目の前に炎竜が舞い降りた時、次第に頭がはっきりとしてきた。信じがたいことだが、目の前にいる竜はこの世界での大切な相棒だ。ミズガルズが上ずった声で、その相棒の名を呼ぶ。


『……イグニス?』


『そうだよ。他に誰がいるのさ?』


 再会早々、呆れられてしまった。ミズガルズも少しむっとして何か言い返そうとしたのだが……止めた。相棒の背の上からサネルマが手を振っている。満開の花のような笑顔を浮かべていた。彼女を見たミズガルズの気分はたちまち下がり出した。


『いやぁ、ミズガルズ。随分と深入りしたようだね……。こうなったら、いっそのこと最後まで暴れようか?』


 あっさりと言い放つイグニスにミズガルズは今度こそ反論する。


『お前、平和主義じゃなかったっけ?』


 甘い、甘い。そう言って、イグニスは首を振る。


『平和主義なのは人間の住む大陸にいる時だけ。魔界に来たなら、もうそんなことは言ってられないよ』


 イグニスが長い尾を思い切り振り上げた。すると、彼の尾にしがみついていた一人の兵士が呆気なく吹き飛ばされていく。ミズガルズが目で追えば、哀れな兵士は海にダイブしているところだった。まぁ、燃やされなかっただけでもマシな方か。

 炎竜はいつになく好戦的な様子で、周囲を見渡した。金色の双眸が悠然と佇む王宮を捉えた時、ミズガルズには相棒が不敵に笑ったように見えた。


『さてと。オレたちをこんな面倒な事態に巻き込んでくれた奴らに思い知らせてやろうか!』


『……殺る気満々だな、おい』


 再び本性が見え隠れしている相棒の隣で、ミズガルズは小さく溜め息をついた。



◇◇◇◇◇



 支配からの脱却と自由を目指す市民たちと、抑圧する側の兵士たちが激しく衝突し合うバチェ。建物は焼かれ、弱者は次々と殺されていく。子供たちの泣き声が響き渡り、道端には老人の遺骸が転がる。誰もが自由を望み、革命を叫ぶ。空には黒煙ばかりが上った。

 火の粉と煙が舞うバチェの上空を真紅の炎竜が力強く飛ぶ。向かうは王族や貴族が立て籠る城。真っ直ぐにそこを見据え、翼を大きくはためかせる。頭上の空を見上げた者たちに、竜はどう映っただろうか。新たに現れた敵対者か、それとも神が遣わした平和の使者か。ただ一つ分かることは真紅の竜が圧政の象徴である王宮に向かっているということ。それ以外のことは分からない。

 城から矢を射掛けてくる悪魔族の兵士たちを火炎で黙らせてから、イグニスは空中で止まる。どうやって攻め落とすか、決めかねているのだ。ここは一気に丸々城ごと焼き尽くして消し炭にしてやるべきか。もしくは城主を引きずり出して、見せしめに引き裂いてやった後に燃やしてやるべきか……。

 思考にどっぷりと浸かっていたイグニスの目を覚まさせたのは、案の定サネルマだった。彼女はべちんべちんと大きな音が鳴るぐらい強めに鱗を叩いた。炎竜はややご機嫌斜めになったが、振り落とすような真似はしない。彼の背の上に乗っているのはサネルマだけではなかったから。

 サネルマに絡み付いている……いやむしろ絡み付かれているのは一匹の蛇だ。鱗はシミ一つと無い輝かしい白銀色、頭部には角が四本生えている。背中に生え並ぶのは鋸の刃のような黄金色の刺。頭部の少し後ろから尾先の少し前まで一直線に並ぶ。蛇の全長は四メートル程度だ。太すぎず、また細すぎず、全体的にしなやかな印象が持てる蛇だった。


「うおおお~! 可愛いなぁ!」


 サネルマは頬を紅潮させながら、しきりに蛇を撫で回していた。当の蛇はそれが非常に嫌そうだ。その証拠に、必死になってエルフの手の中から逃げ出そうとしている。べたべた触られるのが心底嫌な様子だ。

 それもそのはず、サネルマに遊ばれているのは小さくなったミズガルズ本人である。今の大きさは本来のサイズの約二十五分の一。魔力を調整することで、好きな大きさに身体を縮められるのだ。イグニスのように飛行することは不可能だが、これもなかなか便利な能力と言えた。


「可愛い~! 目がくりくりしているなぁ……」


『やめろ、こらっ! 触りすぎだ! 暑苦しい!』


 相手が普通の蛇だったら、とっくのとうに咬まれているだろう。乱暴に扱われても我慢するミズガルズは偉い。


 騒ぐ一人と一匹を乗せ、炎竜は辺りを旋回する。兵たちが次々と矢を放つが、全く意に介さない。ただの矢じりが炎竜の強固な竜鱗を撃ち抜けるはずがなかった。その時、炎竜の目が一人の悪魔を捉えた。温かみのある茶褐色の短髪の男だった。縄を使って城壁を上っている。問題は彼が既に城内の兵士に見つかっていることだ。兵士は城壁の上から男を覗き込み、そして笑った。恐らく縄を切って、男を転落死させるつもりだ。

 炎竜は大きく上体を反らす。背中のエルフが何か文句を叫んだが、落ちていないし良しとしよう。そのまま、イグニスは勢い良く火炎の槍を吐き出した。高熱の奔流が兵士を貫き、朱色の炎に包まれた。身動きも取れず、顔面蒼白になっていた男を鉤爪の目立つ手で掴む。思い切り悲鳴が聞こえたが、そこは無視だ。


『おい。貴様は何者だ? 革命を起こしたがっている方か?』


「そ、そうだ! 私はヨアンと言う! 市民たちの指導者だ。私は今の王……ウスターシュに会って話をつけなくちゃいけないんだ! だ、だから、早く下ろしてくれ!」


 震える声音で頼み込むヨアンだったが、イグニスは期待を裏切った。


『焦るな、オレたちもソイツに用があるんでね』


 そうしてイグニスは飛ぶ。王はどこにいるのだろう。何気なく辺りを見回すと、一際大きな尖塔が王宮の中央付近に聳え立っている。屋根の上には複数の旗が風に揺れていた。真ん中に太い黒のラインが横に引かれた濃い青地の旗。バチェを首都に定める、魔界の小国ファストルの国旗だ。


『……きっと、あそこだな』


 鋭い牙を剥き出しにして、竜は獰猛に笑った。



◇◇◇◇◇



 王室内では円卓を数人の悪魔たちが囲んでいた。一人はもちろんリュドヴィク。残りはリュドヴィクを支持してくれている一部の家臣たちだ。彼らの表情はいずれも苦々しいものだった。知性に欠け、半ば暴君と化していた前王ウスターシュによる酷い悪政の数々が引き起こしたバチェ市民たちの暴動。最早、彼らの要求を全面的に受け入れるしか道は無い。リュドヴィクたちの考えは固まりかけていた。

 リュドヴィクは額に手を当て、深く溜め息をつく。卓上に置いた王冠など、視界には入っていない。むしろ、入れたくもなかった。最悪の時期に王座を引き継いでしまったものだと、リュドヴィクは思う。恐らく自分がファストル王国で最後の王だろう。これからはそう……昔リュドヴィクの教師を務めていた悪魔ヨアンの言っていたような国民が作る国民のための自治政府が組織されていくのだろう。


(それも……良いかもしれないな)


 ふっと口元を緩める。血と暴力で溢れている魔界にも、そういう仕組みの国家がひとつくらいあったって良い。市民たちの心が王族や貴族たちから離れていった時点で、この国は既に終わっていたのだ。


「……では、王。市民たちの代表者に無血開城ということですかな?」


「あぁ、そうだ。これも時代の流れ……そういう運命だったんだよ」


 項垂れるリュドヴィクと家臣たちだったが、突然部屋の扉が強く開け放たれ、一斉に身を硬くした。悠然と現れたのは軍隊の指揮権を持つ男ジブリル。彼の背後には何十人もの屈強な兵士たちが控えていた。一人の老家臣が立ち上がって叫ぶ。


「ジブリルッ! 貴様、何のつもりだ!?」


「簡単なことです。市民たちと同じく、反乱ですよ。これからは私が国を指揮しようと思いまして」


 まるで何でもないことのように放たれたジブリルの台詞に、リュドヴィクは思わず腰を上げて反論した。やはり足は震えていたのだが。


「ふざけるな、ジブリル! 王は僕だぞ!」


「いいえ、それも今日この時までの話。ここで貴方は首を落とされ、その先は国を見捨てようとした貴方に代わり、この私が王となって国を治めるのですから」


 段々と顔を強張らせるリュドヴィク。彼は一つの揺るぎない事実を認めた。そう、部下に裏切られたのだ。ジブリルの剣が抜かれ、リュドヴィクに向けられた。王はもちろん、家臣たちも誰一人として動けなかった。ジブリルはご満悦だ。事があまりに上手く行き過ぎて、何だか怖いぐらいでもある。

 大きな笑い声を漏らし、彼は余裕たっぷりに王室を見渡した。この全てを自らのものに出来る。そう考えると笑いが止まらない。喜びを隠しきれないジブリルだったが、窓の向こうに目をやった時、顔から笑みが消え、代わりに困惑したような表情が浮かび上がった。


「何だ、あれは……」


 何か巨大なものが迫ってくる。遠くからでもよく目立つ赤色のそれは、まるで炎の塊のようだ。大きな翼と長い尾が見て取れる。ジブリルの頬に汗が流れた。まさかという思いが強くなる。


「竜、だと……?」


 瞬間、飛来してきた竜の尾がしなり、ガラス窓を叩き割る。細かな破片が飛び散り、王室の至るところにばら蒔かれた。円卓を囲んでいた家臣たちは立ち上がり、唖然とするリュドヴィクを守る。ジブリルはというと、あまりの衝撃に耐えきれず、床に倒れ込んでいた。


「こ、これは一体……?」


 よろよろと這い上がったリュドヴィクの視界に一人の男が映った。それはかつてリュドヴィクに勉学を教えていた教師、ヨアンであった。若き王は一瞬目を疑った。国政に異を唱えて城から追放された彼がどうして?

 リュドヴィクの家臣たちも呆けた様子でヨアンを見る。以前は自分たちと同じく城勤めをしていた男が再び姿を見せたことがなかなか信じられないようだった。対するヨアンも王冠を被っているのがウスターシュではなく、かつての教え子リュドヴィクであることに戸惑っていた。当然だろう、彼はウスターシュの死など知らないのだから。


「何故、貴方が王に? ウスターシュは……?」


『あぁ、ウスターシュとか言うのは俺が潰しておいた。喧嘩を売ってきたからな、買ってやったんだ』


 ヨアンの後ろから声がかけられた。振り返れば、麗しいエルフが立っており、彼女の腕に一匹の蛇が絡み付いている。声を発したのはこちらの蛇の方だろう。そして、ふとヨアンは首を傾げた。この声、どこかで聞いたことがあるような。


『今まで黙っててごめん。俺はミズガルズだよ、ヨアン。今は身体を小さくしてるんだ』


 そこまで言うと、ミズガルズはエルフから離れ、滑らかな動きでヨアンに近付く。蛇は鎌首をもたげ、血色の瞳でヨアンを見上げた。ヨアンは少し緊張したが、足の震えを無理矢理抑え、どうにかして平静を保つ。何しろ隣にいるのは危険な毒蛇の魔物。怖くないと言ったら……それは嘘になる。


「ま、待ってくれ、ヨアン! 僕は君たちと戦争する気は無い。市民の要求を全て受け入れるよ! 僕とここにいる家臣たちは君たち市民と和解する方向で話し合っていたんだ! 命だけはどうか……!」


 前に飛び出てそう宣言したリュドヴィクだったが、彼の決断を断固として許すことの出来ない者が部屋に一人だけいた。すかさず剣を構え、リュドヴィクの首を狙うジブリルである。


「貴様! ふざけるなよ、この軟弱者め! この国は俺のものだっ! 虫共にくれてやるつもりなど……」


 白刃が振り下ろされようとする。リュドヴィクは情けないことにへたり込んでしまっていた。おまけに彼は丸腰だ。どうにも出来ずに斬り捨てられてしまう。誰もがそう感じた時だ。一筋の紫電が空中を走り、ジブリルの腕を直撃した。たまらず彼は剣を落とした。

 顔を上げ、魔法を放った者を睨み付けるジブリル。視線の先にはサネルマがいた。睨まれていることも全く意に介さず、杖をくるくる振り回す姿からは余裕な様子であることが一目瞭然であった。

 悪態をつき、そのまま彼は自らの周りを見る。外には真紅の巨竜が待ち構え、室内には敵しかいない。突然現れたエルフは杖の先をこちらに向けて構え、リュドヴィクを守るヨアンや家臣たちは怒りの形相でジブリルを睨む。室外で待たせている兵士たちも何もしない。困惑したように互いに見つめ合い、やがては武器を捨てる者まで現れる始末だった。


『……状況は色々と複雑になってるみたいだけど。お前の負けっていうのは確かだな?』


 その言い草に怒りを感じたジブリルは反射的に剣を掴み取り、生意気な蛇に斬りかかった。だが、運命は非情だ。ミズガルズはいとも簡単に刃を避け、瞬時にジブリルの身体に巻き付く。ジブリルはめちゃくちゃに暴れるが、最早どうにもならない。


『大人しくしろよ。ここで俺が一咬みすれば、お前は死ぬんだぞ?』


「……! ……くそっ……!」


 野心深い悪魔が膝をつく。事態は一応の決着を見せた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ