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魔水晶女王(俺)は魔王の一人である  作者: ちゅーに病魔
2章 薔薇(ヘンタイ)と魔水晶(俺)
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植物人の森

久しぶりです。一年もまた始まり更新開始です。

俺ら御一行(2体と1人と1羽)で棘の塔を目指し、出来たばかりの灰の山を抜けると100m級の高く深い木々の森の前に到着した。


どうやら森全体を覆う巨大な結界が張ってあるようだ。


憤怒の焔が森目前で途切れている。


「高いな」


「そして深いのです」


「カー」


リリアナちゃんとがらすも驚きだ。


高い木々、蛍のような妖精の小さな光、苔むした地面、倒れ苔むした木に芽吹く新芽。


もの〇け姫かと思うような深い深緑の森だ。


木の神が棲んでいるなどと言われれば信じるな、生憎棲んでいるのはレズの誘拐犯だがな。


「他にもこの"裁きの森"には植物人(プランター)がいるのですよ」


「プランター?」


「それは私が説明いたします」


黄色いバスガイドことネメシスが出てきた。


「プランターとはこのような秘境のようなところに棲息する希少戦闘民族でございます」


「戦闘民族?」


サイヤ的な民族ではあるまいな?


「基本的に環境過激派が多く、人間と交流することは無く、寧ろ森からの人間廃絶運動をよくする人達でございますね」


環境過激派……一瞬シーシェ〇ードが浮かんだ俺は悪くない、鯨物語だな。


「えー……なにそれこわい」


「個体数は少ないのでございますが1人1人がそれなりに強いのが特徴でございます」


「へー、具体的にはどれぐらい?」


「魔力値も身体値も2万ぐらいは軽く行くそうでございますよ? 特徴としては黄緑色の肌をした女性の民族といったところでしょう」


そりゃ高いな、人間と比べればだが、女性ねぇ。


「秘境に棲息し、人間と交流せず、戦闘力の高い女性民族。たまにアマゾネスなどと呼ぶ方もおりますね」


「ふーん」


「ちなみに私的には初めはツンツンしていますが押しに押し倒すと折れる彼女らはツンデレ属性の……」


俺はクネクネし始めた黄色い変態をほっておき、腕を絡めているリリアナちゃんと共に歩き出した。


実はそろそろ修復途中の棘の壁が迫って来ているのだ。


数kmの焼失をほんの数分で再生するとはな、一々相手にする必要もないな。


俺達が結界の中の裁きの森に入ったのと棘の修復が完了するのはほぼ同時だった。


「さて…」


俺は指をふると空中に100本ほど魔水晶の剣を展開した。


もう大分小さなモノでも造れるようになったぜ。


「たぶん来るぞ」


「そうなのですか?」


「ああ、あの結界は広域魔法を分散し消去させる結界だがアレの維持には数百人規模の術者が必要だ。恐らく全ての植物人が少しずつ分担して担っているのだろう。結界は異変が起これば術者にすぐわかる。だとすれば…だ」


「強い魔力のモノが入れば一瞬で全員にバレるとゆうことなのですか」


「そうだな」


いやらしい結界だ。


寧ろそっちが主な使用用途の結界だろう。


「ほー、魔法のことだけはなんでも知ってるのですね」


そりゃあ、ダンダリアンに死ぬほど叩き込まれたからな。


忘れたくても後、50年は忘れられそうにねぇよ…。


「スドー様、私がお相手致しましょう」


ネメシスが前に出た。


「ん?そうか」


手を握り力を込めると剣は霧散して消えた。


「ほらお出迎えだ」


高い木の上を跳びながら数人の肌の黄緑色の女性が近くに集結してきた。


また1人1人と少し離れた木上や幹や地面に集まり直ぐにかなりの大所帯になっていた。


ざっと200~300人はいそうだ。


「侵入者か…」


1人のプランターが言った。


「ならば死罪だ!我らのことを外に漏らすな!」


我らのことを外に漏らすな? なんのことだ? 棲んでいることはばれているはずだが?


そう言うと彼女らは一斉に魔法やら弓やらを放ってきた。


一つ一つが洗礼され一目で達人クラスの使い手だとわかった。


「だからなんだ」


俺はリリアナちゃんに掴まれてない片手を前に突き出した。


途端にリリアナちゃんと俺を包むように球形の魔水晶の障壁が出現し中に閉じ籠った。


リリアナちゃんに万が一があってはいけないからな。


魔法は着弾すると吸収され、矢などでの破壊はまず不可能だろう。


内側から外は見えないが外の炸裂音や打撃音や怒号が聞こえた。


「チ、チィチィは大丈夫なのですか? 2万クラスの相手が何百人もいるのですよね?」


ふむ、アイツの心配か。まあ単純に考えれば押し負けそうなものだ。


「なあリリアナちゃん」


「はい?」


「当たり前だが魔王はな、魔の王なんだよ」


外から音がしなくなった。


俺は障壁を霧散させた。


「ふえー……」


そこには倒れ付した植物人とその中で唯一立って不敵な笑みを浮かべるネメシスがいた。


「多種にとっての絶対強者、どうしよもない絶望、悪夢、それが魔王だ」


呻き声を上げる植物人を見る。


まだ動けるのもいるようだが戦闘は無理だろう。


「魔王1体相手に10秒、まあ持ったほうか。本気で相手しいほしいなら後、10万人は連れてくるんだな」


「全くでございますね。可愛かったので半殺しぐらいで済ませましたが………」


次の瞬間、ネメシスの目から光が消え、濃厚な殺気の重圧が辺りを襲った。


「次は…ないでございますよ…?」








新コーナー~人外魔境~


『えーと…どうもリリウムちゃんの家庭教師をしているスドーだ』


『このコーナーでは後書きでこの小説、あるいはキャラクターなどに対する読者の疑問を人外魔境の魔王どもがQ&A形式で答えていくコーナーだ』


『何か疑問があったら是非感想をくれると嬉しい』


『とりあえず次回は俺とチィことネメシスが答えるとする………ん?そんなに暇じゃない?ほう……穀潰しのニートの分際でよくそんなことが言えたものだな………む?そうか急にやる気が出てきたか、そうかそうか』


『と、言うわけで第1回の人外魔境は俺とチィが答えることにする。感想待ってるぞ』

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