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魔水晶女王(俺)は魔王の一人である  作者: ちゅーに病魔
2章 薔薇(ヘンタイ)と魔水晶(俺)
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そんな夢…修正してやる!

やっほー、皆さん感想どうも。皆さんはどんな寂しいクリスマスを送りましたか?


私?私はリア充でしたよ?クリスマスは1日ゲーセンでLovやってましたからね。


嫁パーティーで1日中プレイしていた私はリア充に違いない!


ふふふ……エリザベスに博麗霊夢に西行寺幽々子にティファリスにジャンヌ・ダルク………ふふふふふふ。









「死ぬ…死んでしまうのでございます………」


「黙れ、駄鳥」


植物系の魔物が大量に棲息する動植物森の上空を抜け、渓谷の谷から見上げる崖のようにそびえ立つ棘の壁の前に、飛んでいる30分ほど紐付き首輪のせいで頸が絞まり続け、伸びているネメシスの手綱を持ちながら立っていた。


目の前の棘の壁の中は混沌妖薔薇(クロノスローズ)の魔王領だ。


高さは1・2kmは軽く有りそうだ。


「高いのですねー、魔王ってスゴいのです」


「カー」


「そうだな、全く…物理法則は何処へ行ったのやら」


全く…肩にレッサークロウのペットのがらすを乗せたツインテロリ巨乳のリリアナちゃんも魔王の人外さに驚いて…は、無いな相変わらず眠たそうだ………………………………ん?


「なんでここにいるんだ?リリアナちゃん」


「魔法で卵形の防壁で自分を囲んでチィチィの足にしがみついて来たのですよ」


手で卵の形をジェスチャーしながらそう答えた。


ええ………なにそれ気づかなかった。


「いや、危ないからな家に帰…」


「スドーさん、こんな楽しそうなイベント…ではなくお姉ちゃんの一大事にいても立ってもいられなくなって付いて来てしまったのですよー」


後半は非常に棒読みで言ってきた。


こ、コイツ…姉の一大事をイベントぐらいにしか思ってねぇ!


と、思うだろうが実はリリアナちゃんはリリウムちゃんの事をいつも一番心配してるんだよな。


「大丈夫なのですよ、危なくなったらチィチィと帰るので」


リリアナちゃんはリリウムちゃんぐらい頑固だからな一度言い出すと言聞かないんだよな…。


「………はぁ…解った…その代わり俺から離れるなよ?」


「ハイなのですよ」


リリアナちゃんは俺の手を両手で握った。


ムニュ。


リリアナちゃんの谷間に俺の手が沈んだ……前世でこういう事されたかったな…………いかん、鬱だ……さっさと壁を壊すとするか。


「リリアナちゃん」


「んー?」


「これがこの世界最強の生物の魔法だ」


俺の握られていない片手の平を上に上げると拳ほどの黒い焔が現れた。


虚無(ヴァニティー)(フレイム)


俺の中心から焔は壁に当たった瞬間、棘を這うように伝い、やがて全ての棘を薄い黒い焔の膜で覆った。


焔はそれだけに留まらず俺達を中心とした空間以外の地を木々を空気を空をそこにある全てを覆った。


さながら漆黒の世界が広がった。


「凄い…のです…」


「カー」


流石のリリアナちゃんもこれには驚いていた。


そして、焔が晴れると元は青々とした棘は白々としていた。


土色だった地面は白い焦土と化していた。


木々はそのままの形で葉の一枚一枚まで全てが灰になっていた。


そしてその白い死の世界はまるで全てが虚無のように思えた。


「失せろ」


その言葉と共に棘の壁や木々は崩れ落ち、ただ灰の山になった。


憤怒の焔、90Lvの炎魔法だ。


自分以外の空気を数kmに渡って超高温の焔の膜で覆い焼失させる魔法だ。


包まれた物体は形を保ったまま灰になる。


丁度、線香の灰のようにな。


まるで見渡す限り雪景色だな、全て灰だけど。


ここまでの魔法を使ったんだ。リリアナちゃんでも流石に引かれるだろ…、


「ほらチィチィ見るのですよー、灰でできたゴーレムなのです。10/1(10倍)スケール白がらすちゃんなのですよー。がらすちゃんも気に入って頭に乗ってるのでございますよー」


「カー」


「リリアナ様いいでございますね。どれ私も………ここを固めて…胸はもう少し丸く…フリルの数を揃えて…ほら!スドー様メイド版の等身大灰像でございますよ!」


………う、


「わー、スゴいのです。魔力で固めているのです?」


「カー」


「そうでございます。そのがらす様の灰ゴーレムもリアルでございますね」


「ゴーレムだから動くのですよー」


「カ!?」


「おお、走るのでございますか、がらす様が危ないのでは?」


………な?


………もし今の光景を例えるならきゃいきゃいやらきゃぴきゃぴやらだろう………コイツらに常識を求めたのが間違いだったのだろう…うん。


てか、いつの間に復帰したし駄鳥。


………なんだその妙に完成度の高い灰像は…。


「凄いでございましょう?スドー様のお体を拝見して以来、核に焼き付いたその神秘的な造形を再現するのに全てを掛けその結晶…それは私の夢そのものでございま、」


「そうか………オラァ!。よし、悪は潰えたそろそろ行くぞお前ら」


「私の夢が一撃!?」


「行くのですよー」


「カー」


俺たちは灰の地面に膝を付く駄鳥をほって、さっさっと焼き払い尚続く、棘の森の先に見える遠くに小さく見える棘の塔へ向けて歩き出した。


「あ、待ってくださいませ!スドー様ー!」


………………追い付いたネメシスに蹴りを入れた俺は悪くない。








リア充なんて爆発しろ………とまでは言わないのでせめて家でイチャイチャしてればいいのに…。

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