ギガントマキア② 「北方内陸戦線と、海洋戦線」
「ギガントマキア」の戦場は、バルカン半島、ギリシャの北部、トラキア地方から、ギリシャの本土、さらに、地中海に浮かぶ島々が含まれたらしい.
北部からギリシャ本土の戦線と、地中海に浮かぶ島々の戦線では、ギガンスの構成がかなり変わっていたらしい.
つまり、ギガンスは、オリンポスの神々に敵対する勢力であったことは確かだが、
北方、内陸戦線では、おそらく異民族の侵攻
海洋、島嶼部戦線では、火山その他の自然災害
が、敵対するギガースの正体だったのではないかと考えられる.
その根拠は、ヘラクレスがトドメを刺した、ギガースは、地中海が舞台の海洋戦線には登場しない.
この場所の敵は、主に、アテナ、ポセイドン、ヘパイストスらによって、地下深く、或いは火山の火口に投げ込まれて制圧されている.
古代ギリシャの人々は、ウラノスの血の涙が、それを受け入れる、ガイアの及ばない、海上に降り注いでも、ギガースを産むには至らなかったという解釈をしたのかもしれない.
オケアノスは、前にも述べたとおり、ウラノスの暴走の際も、ティタノマキアの時も一貫して不戦・中立を貫いている.陸地にあってはガイアの上に降り注いだ、クロノスの血の涙は、海上に降り注いでもギガースとして芽吹くことはなかったということなのかもしれない.
古代ギリシャの人々の考えた、陸地と海は、おそらく地中海沿岸地方の限られた地域で、少し遠くて、アルゴーの仲間が、金羊毛皮を求めて旅した、コルキス(グルジア)あたり、がせいぜいだったのだろう.つまり想像の及ぶ範囲にウラノスの血の涙は降り注いだということか.
「ギガントマキア」の戦場は、バルカン半島、ギリシャの北部、トラキア地方から、ギリシャの本土、さらに、地中海に浮かぶ島々が含まれたらしい.
北部からギリシャ本土の戦線と、地中海に浮かぶ島々の戦線では、ギガンスの構成がかなり変わっていたらしい.
つまり、ギガンスは、オリンポスの神々に敵対する勢力であったことは確かだが、
北方、内陸戦線では、おそらく異民族の侵攻
海洋、島嶼部戦線では、火山その他の自然災害
が、敵対するギガースの正体だったのではないかと考えられる.
その根拠は、ヘラクレスがトドメを刺した、ギガースは、地中海が舞台の海洋戦線には登場しない.
主に、アテナ、ポセイドン、ヘパイストスらによって、地下深く、或いは火山の火口に投げ込まれて制圧されている.
古代ギリシャの人々は、ウラノスの血の涙が、それを受け入れる、ガイアの及ばない、海上に降り注いでも、ギガースを産むには至らなかったという解釈をしたのかもしれない.
オケアノスは、前にも述べたとおり、ウラノスの暴走の際も、ティタノマキアの時も一貫して不戦・中立を貫いている.陸地にあってはガイアの上に降り注いだ、ウラノスの血の涙は、海上に降り注いでもギガースとして芽吹くことはなく、地中海上に浮かぶ狭い陸地にのみ生まれたということだろう.
海上の狭い陸地に生まれたギガースとはつまり、山神、地の神ということで、火山がいくつかある、それをギガースと見立てたということか.地中海地域の自然災害、火山噴火は人々の恐怖の対象であっただろうから.この地域には台風はごく稀らしい.大雨が降ることも少ない.恐怖の対象たりうる自然災害の象徴がつまり、「火山」と、その地下でギガースが暴れることによる「地震」ということである.
古代ギリシャの人々の考えた、陸地と海は、おそらく地中海沿岸地方の限られた地域で、少し遠くて、アルゴーの仲間が、金羊毛皮を求めて旅した、コルキス(グルジア)あたり、がせいぜいだったのだろう.つまり想像の及ぶ範囲にウラノスの血の涙は降り注いだということか.
北方戦線、つまり異民族の侵攻に対しては、既存の神々が防戦し、ヘラクレスがトドメを刺す.神々は、人を結果的に死なせることはあっても、積極的に殺害はしない.それは彼らも運命には従わざるを得ないからである.
ゼウス、ヘラ、アルテミス、アポロン、デオニソス、アレス、ヘルメスらが、神々の主力であろう.トドメはもちろん、ヘラクレスがさす.どこに敵を迎え撃つ、本陣を構えたか?
アルテミスとアポロは月と太陽で、同じところを巡るから、戦場は同じと考えて良い.グラティオンをアルテミスとヘラクレスがうち、油断した、アルテミスに襲いかかったエピアルテスの目を左をアポロンと右をヘラクレスが片目づつ撃ち抜いてトドメを刺した.同じ戦場での出来事と考える.
ここからは作者の勝手な想像の翼を羽ばたかせることをお許しいただくとしよう.




