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ギガントマキア①「断ち切られた、天との絆」

「断ち切られた、天との絆.」


 ガイアと、ウラノスから生まれた、ティタンの神々は、大地の下に幽閉された.悪智恵たけた、クロノスが脱出し、その父である、ウラノスの陰部を断ち切り、母なる大地、ガイアとの関係を断ち切ったことから物語が始まった.


 ティタンの神々は大地の下から解放され、クロノスが治める世界になった.

しかし、農耕の神である、クロノスは、また、時間の神でもあった.


「時間はそこから生まれた者たちを次々と食い尽くす」


 クロノスは生まれでた子供たちを次々と飲み込み、自分の中に閉じ込めた.

唯一飲み込まれずに済んだ、ゼウスによる、反乱で、クロノス一味のティタン族の神々は地下深くに幽閉されたということは先に述べた.これが、ティタノマキア開戦の経緯である.


 我が子たちを助けた後、彼らの圧政を憂慮した、大地の神ガイア自らが、孫にクロノスを倒すための示唆を与えた.


「クロノスを倒すには、ヘカトンケイルと、キュプロプスを味方につけよ」


地下奥深く、冥界よりもさらに奥のタルタロスから、ヘカトンケイルと、キュプロプスをすぐ射出して味方としたゼウスとオリンポスの神々は、ティタンを追い落とすことに成功した.


 大地は、我が子たち、その眷属の全てを、地下の奥底深くに幽閉された.或いは、罰として様々な労苦を負わされた.そのことを深く嘆いた.


クロノスのアマダスの鎌で体を切り取られ、大地との絆を断ち切られた、天も、悲しみの血の涙を流し続ける.


天が降らせる血の雨を受けた、大地からは無数の、禍々しき、巨人の群れ、「ギガンテス」が生まれた.


大地は我が子たちに命じた、「オリンポスの神々を、追い払え!」と.


こうして、ギガースたちとの大戦「ギガントマキア」ガ勃発した.


ギガースたちは、神々の攻撃によっては死なない.恐ろしいのは人間である.ガイアは、人に殺されないように、ギガースのための薬草を大量に栽培した.

 

その情報を事前に察知したゼウスは、その薬草を開戦前に、全部刈り取ってしまった.情報の収集にはおそらく、ヘルメスが活躍したのではなかろうか.

 さらに、人の子であり、神の子でもある、ヘラクレスを、戦線に投入することを決めた.ギガース殲滅の準備は着々と進んだ.






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