学ぶことは多い、しかし苦痛ではない①「神の子の学習カリキュラム」
海丸くんとキューピー、健ちゃんの学業は、まずまず順調と言って良い.愛ちゃんはまだ学校に入ってない.
なにせ、オリンポスの神々やら、これまで歴史上超がつくほど有名な先生が、軒並みルシフェルの友達だから、こういうこと知りたい、となったら、ルシフェルが頼んで特別講義が開催される.贅沢な話ではあるが、問題は、その超偉い先生たちが、自分たちの知識や、思想、理論の導き方等を子供にわかるように、噛み砕いて説明できるか?ということである.だってノーベル賞を取った先生の講義、聞いても全然わからないし、ヘーゲルの書いた本読んだら、彼と同じ世界を観れるか、といったら無理なわけだから.その辺が学問のむづかしさかもしれない.しかし偉い先生の高みにたどり着く過程を勉強することはできるかもしれない.先生によって教えるおは上手い先生、下手な先生もちろんいるだろうが、教えを乞う相手に不足はない.
キューピーが修行した、八幡様は厳しかったが教え方はすごくうまかったと思うし、アルテミスは天才だけにその「コツ」みたいなのを理解するのはなかなかむづかしかったから.
偉大な先生たち、例を挙げてみると、まず、オリンポスの神様達でいうと、
技術・家庭科は、アテナ、ヘパイストス、ヘスティアおばさんで、学校で習うほどのことあるいは日常生活で必要なほぼ全ての知識を得ることができる.あとははるなも家事一般のことについてはヘスティアおばさんの次に色々知っている.実務経験が何しろ豊富である.多くの居候を抱えて日夜家事をしているだけのことはある.しかし今、学校で技術・家庭科なんて科目があればの話であるが.
保健体育もこれまた、オリンポスの教師陣はものすごく豊富である.体育では、先生の得意分野、種目が格闘技に偏っているきらいはないわけではないが、ざっとあげると先生の顔ぶれは、
ペルセウス、格闘技
ヘラクレス、格闘技
アキレス、短距離走
ヘルメス、 短距離走、長距離走、西洋剣道、フェンシング
アテナ、西洋剣道
アポロン、弓道、西洋弓道
アルテミス、弓道、馬術、西洋弓道
キューピー、西洋弓道、弓道(流鏑馬)、馬術
ほぼオリンピックの金メダル級の講師陣である.体操競技とか、スキーとかは、残念ながら、ギリシャの昔のオリンピアの競技にはなかったらしい.
水泳は、ポセイドン、海丸くん、オリオン、皆、すでに神の領域であるから、教師としては申し分ない.ポセイドンと海丸くんは格闘技も得意である.海丸くんはなんとあの北斗神拳を学んでいるという噂もある.ただしあの拳法は一子相伝であるので人に教えてはいけない.彼は究極奥義の「天破活殺」をすでに会得しているという噂もある.この頃は教えてくれる先生がいなくて、水泳の授業ができない学校が多いと聞くが、それを考えると恵まれた環境といって良いのかもしれない.
アキレスにヘルメス、陸上の短距離だけでなくて彼らには持久力もあるから中距離、短距離も対応できる.
ヘラクレス、ペルセウスはレスリング、ケイロン先生は、馬術に、弓道・アーチェリーが得意である.アルテミス、アポロンの兄妹は揃って、馬に乗って、弓を打つ技術が高い.キューピーもそうである.流鏑馬で八幡さまの免許皆伝をいただいているくらいである.
保健の授業で、性教育とか体の健康とか、そういうことは、アポロン、アルテミス、ヘラさま、ルシフェル、アフロディーテが専門領域であるし、実務経験がものすごい人たちだから、その教えを受けれるということはすでに、最先端の技術と知識を得る、ということになろう.
道徳は誰が教えてくれるのか?神々はそれぞれに価値観、道徳を構築しているから、一番ムスカしい授業かもしれない.担当できる先生は、残念ながらオリンポスには見当たらない.反面教師のような人はたくさんいるのだが、反面教師に授業をさせるのは好ましくないので、彼らのことを見て、決して彼らの真似をしないように、というような教育を父親として子供の教育をしっかりするポセイドンあたりは、強調しているようである.
数学については神々よりも、人間の学者にすごい人が多い.皆、ルシフェルと仲が良かった人が多いから、頼めば、授業をしてくれる.例を挙げると、ピタゴラス、アルキメデス、ユークリッド、西アジア地域ではアラブやイラン人の学者にすごい人が多かった.アルフワルジ、オマルハイヤムその他、教科書に載っていないような、人たちが、アラビア数字を作り、ゼロの概念を作り、10進法を駆使して現在に通じる数学を築いた.インドの影響も見逃せない.ゼロの概念を作ったのはインドの学者であるという話である.
ギリシャ、アラブ・イラン、インドの学問と、西ヨーロッパの学問のつながり、系譜についてである.
12世紀ルネサンスという言葉に対して、西ヨーロッパに人たちはやや拒絶反応を示すかもしれないが、古代ギリシャの学問は、アラブ、イランといったイスラム文化圏にてまず研究され、文献が整理され、アラブ語に翻訳され、地域の主要な都市の学校で知識が記録されて、伝達された.特にバクダードの「知恵の館」やら、カイロのアル・アザール学校で発展して、シチリアやら、イベリア半島経由で、あるいは、イタリアの自由都市経由でヨーロッパにもたらされた.スペインはトレドのいわゆる翻訳学派と言われるヨーロッパの学者にアラビア語の文献が、ラテン語に翻訳されるという過程を経て、初めてヨーロッパにもたらされたもので、ギリシャの文明は、直接ヨーロッパの学問の源流ではなくて、アラビア経由で、西ヨーロッパにもたらされたのだ.ヨーロッパの人たちは認めたがらない事実なのかもしれない.世の中の学問の中心は、カイロ、ダマスカス、バクダード、イスファハンといった、イスラム世界の主要都市であったという事実はよく理解するべきであろう.
数学は人間からすごい人が現れて、神々がむしろ追従する形か?文字も、人が発明工夫することが多かったと聞いている.
ヨーロッパの中世の大学の主要科目は何だったのだろう.おそらく、キリスト教神学、それも異端の烙印を押されないように自分の書いた本を「禁書」指定されないように戦々恐々と学問研究を行わざるを得なかったとしたら、本来の学問とはなんなんだろうと考えてしまう.神学の他には、医学や、修辞学、弁論術なんかがあったのだろうか?他には錬金術?魔術の授業が、大学の科目に指定されていたという事実はなかったろう.しかし中世の大学、キリスト教神学は、精神の問題を集中して学ぶことで、必ずしも暗黒ではなかったのではないかという研究もある.スコラ学派の哲学と学問である.
いろんな学問の話は折に触れてしていきたいと思う.
彼らの学校の時間割表を見てみた.
しかし、体育偏重?文部省が許すのかな?
外国語の授業一切ないし・・・・
小学校なら、これもあり?
神々と偉人たちの学校 時間割(縦書き投稿向け)
月曜日
一限 数学
二限 数学:代数(アル=フワルズィー)
三限 国語・修辞学
四限 道徳(ポセイドン/反面教師を観察)
昼休み みんなでヘスティアのお弁当
五限 体育:レスリング(ペルセウス)
六限 神学・哲学(ヘーゲル特別講義…難解)
火曜日
一限 体育:格闘技
二限 体育:短距離
三限 保健:性教育
四限 音楽
昼休み
五限 医学入門
六限 天文学
水曜日
一限 家庭科
二限 技術:工芸
三限 水泳(ポセイドン・海丸くん)
四限 体育:馬術
昼休み
五限 数学:力学
六限 道徳討論
木曜日
一限 数学:幾何学
二限 哲学(ソクラテス/プラトン)
三限 歴史:古代史
四限 家庭科
昼休み
五限 体育:長距離
六限 体育:弓術・流鏑馬
金曜日
一限 音楽・詩
二限 体育:弓道
三限 数学:十進法とゼロ(インドの学者)
四限 体育:西洋剣道
昼休み
五限 文学(ホメロス朗読)
六限 総合:現代学問史(ルシフェル+先生たち)
あえて外国語をねじ込むなら、教師陣はこんな感じ?
「外国語」枠をひとコマ足して:
ヘブライ語 → ソロモン(+詩歌的な補助でダビデ)
アラビア語 → アル=フワルズィーやハイヤーム
サンスクリット語 → インドの学者
ギリシャ語/ラテン語 → ヘルメス(通訳の神として)
日本語教師には事欠かない.物語の中では、神々皆さん、日本語にはご堪能なようなので・・・
あとは学問をする上で重要な、ラテン語、誰に教えてもらうかね?
まあ、そのうちに.




