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内科症候学⑦「発疹・皮膚色素沈着」

図書室では、久しぶりに、医学の話が話題になっている.


「なんか哲学とか、ユダヤの歴史とか、少年ゼウスの話とか、盛りだくさんでしたから、この頃・・・」とドクトルのいいわけである.


この物語の三つの柱は、

1.ギリシャの歴史、文明の歴史、神話の起源、哲学

2.自然科学全般、その発展の歴史、今日、そして将来の展望

3.医学・医療、生物学について.


「へえ、そんな話だったんだ・・・」とアテナがすっとぼける.

「この物語は私が主人公で、街を、かわいい女神が、健気に守る、ってのが主旨じゃなかったんだ・・・」


「いえいえ、この物語は、龍神の成長の物語で、その逸話、人々は龍神の加護を受けて、いかに自然の猛威に逆らい、克服しようとしたか、という物語だったはずですが・・・」海丸くんは、自分が主役だと主張する


「いえいえ、この物語は、家事全般、料理から、米はどうやってできるか、肉や魚はどうやって調達するか、そして、家計はどのようにうまくやりくるすべきか、そういう話ですよ」はるながいうと、そうそうと、ヘスティアと、デメテルもうんうんと頷いている.


「私は、違うと思う.この物語は、受験を通して、いかに、学問に目覚めて、成長していくかを美しい女性の物語を通して描く話でしょ」静香の見解である.


「いえいえ、これは、精霊の声を通して、幼い子供のその母親の愛の物語、それしかありませんは」」健ちゃんと愛ちゃんのママはいう.


「いやおめえたち違うぞ、これは、最高神を中心としたギリシャの神々の物語だ、それ以外の物語は、まあ言ってみれば、おまけだ」


「ひどい!」皆一斉にルシフェルの意見に反発した.


「あの、皆さん、ご自分が主役という気持ちはわかりますが、作者の私の意図としてとしては・・・・・」


「作者の意図としては・・・・」一同がドクトルの話に傾聴する.


「皆さんそれぞれが、主役で、そのそれぞれが、勝手、出鱈目に、なんやかんやいい、行動して、はちゃめちゃになるいわばカオスの状態から、一つの秩序が生まれうるのか、その実験の物語です」


「なーるほど!」


「それでですね、今日の主題に入りたいと思います」

「えー、ここにきて勉強すんのかよー」

おや、キューピーもいましたね・・・・・


表題のはなし・・・・・


「あの、質問なんですが、皮膚科って内科なんですか?」


「お、海丸君いい質問です.そう、医学部の学生が勉強する、各科、内科系、外科系に分けられていて、皮膚科は一応、内科系、ということになっています.」


「悪性黒色腫なんかは?」静香もかなり医学の勉強をしている.皮膚科で摘出することも多いですが、手術は形成外科にお任せ、なんてことも多いかもしれません.


「その症候学ですが・・・・」


「斑」

「丘疹、結節、水疱、膿疱、膨疹、鱗屑」


「すごく大まかです、かね?」


そもそも、内科の教科書で、皮膚科の皮疹の勉強をするという人はいないでしょうということからこんな記載になったのでしょうかね.


斑は大きく分けて、紅斑と紫斑に分けられる、ガラスの棒で押さえて色が消えるかどうか.紫斑は組織内の出血だから消えない.紅斑は抹消血管の拡張だから色が消える.


つぎのきゅうしん丘疹、と結節、大きさが1cm以下が丘疹、それ以上が結節だそうです.


「皮膚科の教科書を見てくださいね・・・・」というのが結論なんだろうな、と皆思った.


「しかし、ドクトル、こんな文章で、一話でっち上げって、読者から批判が来るのでは・・・」はるなは少し心配になってきた.


「ほとんど呪いのような批判を覚悟の上で書いております」ドクトルの開き直りはある意味立派である.






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