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ヴィーナス誕生! R16?


今日は、アフロディーテの誕生秘話について語ろうと思う.


ちょっと微妙な話かもしれないから、とりあえず、良い子のみんなは読まないように.


話は、ウラノスとクロノスの親子喧嘩もたけなわ、の頃である.喧嘩にたけなわ、とかいう言い方をするかどうかだが.親子関係がこじれて、さらに、マザコンクロノスは、母親のガイアがてっきり、このDV親父にいじめられているとばかり思い、家宝のアマダスのカマを持ち出した.


キレないもののないと言われる、超合金?ダイヤモンド?の玉が入った、ダイヤモンドバーのような、骨を削るのに具合の良いドリル?とにかく、歯のエナメル質のような硬いものでできているカマである.いち早く、息子がアマダスを持ち出したことを察知した、 ウラノス、あまり、息子とはガチで決闘するつもりはなかったそうである.


鎧はつけない、褌もつけない、どうかすると下半身むき出しのような、当時すでにオリンピックの競技が始まっていたかは知らない.しかし古代のオリンピックの選手、あるいはギリシャの偉い人も、皆がするカッコ、つまり全裸に近いカッコだったのだろう.


「父上覚悟!」とウラノスは息子に斬りかかられて、その逸物を切断されてしまった.おそらく、地中海上の空中戦だったのだろう.


 ウラノスのちOこは、地中海、ギリシャ本土の南にほど近い、キュティーラ島の近海に落下した.


 海は、クロノスの長兄、非戦派・オケアヌスの領域である.禍々しいこの親子の争いをおそらく浄化したのだろう.争いを水に流すのが、浄めるとしたら、何か示唆があるのか?しかし漢字は東洋の思想である.

さらに泡、海面活性剤がすでにあったのだろうか、などと余計なことを考えてしまう.ウラノスの垢を石鹸で泡だてて、綺麗に洗って、水に流して・・・・


 とにかく、落下した、ウラノスの逸物は、清らかな泡となって、そこから美しい女の子が生まれた.


 西風のゼピュロスは一目惚れである.

「お嬢さん、この貝にお乗りなさい、キプロス島まで私が、ふうふうして送ってあげましょう・・・」


「まあ親切な、西風さん、ありがとう」


 こうして、クロノスに切断された、ウラノスの一物がオケアノスの浄化作用を受けて、デュキーラ島の近くに生まれた、泡の乙女は、優しいゼピュロスに吹かれて、貝に乗って、キプロス島に流れ着いた.(ふう、一息で言うと、疲れた・・・)


 キプロスではちょっとした騒ぎになった.

 なんと貝に乗って、絶世の美女が流れ着いたからだ.


 噂は、オリンポスにも伝わった.


 間もなく、最高神ゼウスの使いがやってきて、オリンポスの最高神の幼女となることが決まった.


 そしていにしえより、権力者が、美人を養女にする場合、下心は見え見えのことが多い.その権力者が好色である場合特にそうである.そしてオリポスの最高権力者は、すでに神話の領域にまで入り込むほどの好色ものとして、そう言った話については事欠かない、のだが・・・・


 この子に限っては、ほんとに娘として育てるつもりだった、のかもしれない.


 オリンポスで、このウラノスのちOこから生まれた女の子は、泡から生まれたという意味のアフロディーテ、という名前が与えられて、そう呼ばれた.

 

 しかし、口さがのない、京わらわ、ではなくてオリンポスわらわたちこの美しい女の子をいじめた.特に女の子たちのいじめが凄惨を極めた.


「私、アフロディーテ、よろしくね・・・」と友達になりたくて、挨拶をして回る.


男たちは皆、ぼーっとして、顔を赤くするのだが、

女子達の反応が、今ひとつ好意的でない.


「ふん、何さ、ちょっと可愛いからってすましちゃって・・」

「そうよ、そうよ、なにさ・・・」

「危ない、危ない、気をつけないと、私の彼氏、取られちゃう・・・」


「ねえ聞いた、あの子、あんな可愛い顔してて、本当はウラノスのちOこが、海に落ちて泡になって生まれたみたいよ」


「へえ、じゃ、ウラノスのちOこ、ってあだ名にしましょう」

「そうか、ウラチン女、うける〜・・・」


 それからはアフロディーテの黒歴史である.


 「ウラチン、ウラちん、やーいやーい」

 「ウラノスのちOこのくせに可愛こぶってんじゃないわよ」


 時に石を投げられた.

 そして、ノートにはちんこと金玉の絵を落書きされた.

というのは嘘である.当時のギリシャにまだ紙のノートはない.


 石を投げられて、服を引っ張られていじめられている、アフロディーテを庇ったのは、最高神ゼウスの王子さまたちである.


「おい、お前ら、女同士でいじめってみっともねえぞ」

アレスが、棍棒を持って、いじめっ子女たちを追い払う.

 

 ヘルメスが、「おめえ、大丈夫かと言って」、女の子の顔を見て、ポーと顔が赤くなってしまった、親父のゼウスになんかお使いの用事言われてたのも忘れてしまった.


 ちょっと無骨な、ヘパイストス君は、まあ、いじめっ子たちもいなくなったから、これでいいか、とずっと下を見たまま女の子の顔も見ないで、行ってしまった.アフロディーテのことは一度も見なかった.ただでさえ、女の子は苦手な男だったらしい.


 アレスが、女の子に新しい服を着せてやった.こいつ、乱暴そうで、意外と女の子には優しい.可愛い子限定に優しいのかもしれないが・・・


「なあ、お前、今度うちの親父の養女になるって女の子か?もお、親父にはあったのか?」

「いいえ、王様にはまだ会ってません.はじめまして、私は、アフロディーテ、ウラノスの、ムスコから生まれた娘で、泡沫アイドルです!」お近づきのために精一杯のギャグもこの戦の神には通じない.

「はあ、お前何言ってんだ!ふざけてんのか?」

「いえ、あの、今日は助けてくれてありがとう、あなたは、誰?」

「俺か、俺は、最高神ゼウスと、女神の女王、ヘラの息子の、アレスだ!」


「アレス様、・・・・ちょっと好きかも・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ゼウスの養女になった、アフロディーテは、大事に育てられた.

 その、美しさには、女王ヘラもちょっとドキッとした.しかし嫉妬はあまり感じなかったかもしれない.アフロディーテはケストスという魔法の帯を持っていて、それを使うと、男は女の色気に首っ丈になるという.


 「ねえ、アフロディーテちゃん、あなたの帯、私にちょっとだけ貸してくれないかしら・・・」

 この子はうちの亭主の魔の手からなんとか助け出さねば、と決意したヘラ様、ケストスのちからで、ゼウスのすけべな眼差しを、自分の方にだけ向けさせることに成功した.


 しかし、ケストスを使ってもいつまでも、最高神を自分に繋ぎ止めておくことは不可能と考えた、ヘラ様、

「じゃ息子の誰かの嫁に?誰がいいか・・・・」


 ヘルメスは、あいつは、私の子ではない、まあ妾の子だから、それに性格がちょっと軽すぎるか?


 アポロもそうか、妾の子だ.あいつしかも、アルテミスのこと好きなシスコンだそうな.


 アレスは、まだ嫁をもらうのには早い、かな、それにDV気質、かも、家の中で乱暴されると可哀想・・・


 「ヘパイストス?ああ、あいつ、私のせいで、女性恐怖症だ、しかも、あの見かけだしな.見た目が釣り合わないし、でも女のこと練習するにはいいかも・・・」


と適当に理由つけて、

「ヘパイストスの嫁にしちゃいましょう.」という結論になった.

・・・・・・・


 ここからは皆が知っている、アフロディーテをめぐる、神々の恋の駆け引きの物語がさまざまに織りなされる.




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