カニサーフィン
カニがサーフィンをしていた。
鮪と競争になった。
カニの方がやや速かった。
サーフボードに乗ろうとしたカニは、間違って足を滑らせた。
カニは海に落下した。
「うわぁぁ、助けてぇ!あ、俺泳げるんだった。」
カニは冷静になり、泳ぎ始めた。
カニはそのまま無人島に泳ぎついた。
「今日は一人か。」
誰もいないと思ったカニは寝ようとした。
口からぷくぷく泡を吐いた。
鮪がいなかったので酒を要求できなかった。
ボワーン
無人島の火山が噴火した。
カニはやばいと思い、サーフボードを探した。
エビがサーフボードに乗ってピチピチはねていた。
「おーい、エビー!俺も乗せろー!」
エビは無人島の前で止まった。
カニはエビからサーフボードを売ってもらった。
「まいどー。」
エビは泳いでインド洋の辺りまで帰った。
今日の稼ぎでエビは、豪邸を買うみたいだ。
カニはサーフボードに乗ると急いで無人島を脱出した。
カニは寺泊まで来ると、陸に上がった。
「酒だー!」
鮪が甘酒を持ってきた。
どんちゃんどんちゃん
カニは寺泊の港で宴会を始めた。
エビがインド洋から帰ってきた。
エビも宴会に参加した。
どんちゃんどんちゃん
夜になった。
カニはサーフボードに乗るとエビと一緒にインド洋まで行った。
そこにはなんと、エビが買った豪邸が立っていた。
「おい、エビ!邪魔するぜ。」
エビはどうぞというポーズをした。
カニは豪邸に入っていった。
豪邸の中はエビの写真がたくさん飾られていた。
カニはつまらなかったので、サーフボードに乗って寺泊に帰ることにした。
カニはサーフボードを急がせた。
「エビの写真〜、最高〜♫」
カニは歌いながら、日本海に消えていった。