設定 登場人物・用語・兵器
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登場人物
ナナオウギ・ショウタ(七扇翔太)
日本人で元陸上自衛官。
現在はフランス陸軍外人部隊の兵士。
フニャンを保護してから彼女と縁がある。
フニャン・ニャ・チェイナリン
愛称はチェリン。
ミャウシア軍の戦闘機パイロット。
並外れた操縦技術を持っている。
ネニャンニャ族。
おそらく本作で一番活躍する主人公の一人。
普段から眠たそうな無口無表情で余程のことがない限りリアクションを取らないなど表情に起伏がない。
アーニャン・ミラベル
フニャンの部下で相棒で戦闘機パイロット。
オッドアイ。
操縦技術はそこそこ高い。
ペイシャル族。
ウー
フニャンの部下でおしゃべり。
ヌーナ族。
ミーガルナ・チェリッシュ
上陸作戦からナナオウギの直属の部下になったミャウシア解放軍の陸軍兵士。
ナナオウギに助けられることが多いので彼に少し気がある。
ニャーガ族。
タルル将軍
ミャウシア陸軍の重鎮
対外強硬派で欧州連合侵攻の失敗責任を問われて失脚しそうなったことで二―参謀総長の手引きでクーデターを実行。
以降はクーデター政権の実権を握り各方面を敵に回す。
ニャーガ族。
ニー・マリステル
ミャウシア陸軍の参謀総長。
謀略に長けており異世界転移以降、各方面に暗躍してミャウシアを戦争に引き込んだ。
タルル将軍を手駒の様に操る。
NATO軍や解放軍に対抗するためロシア軍を手引きして引き入れる。
ミンクス・アナスターニャ
ニー参謀総長の部下の戦闘機パイロット。
フニャンと同等以上の操縦技術を持つ戦闘狂。
いつもニコニコしていて無邪気だが性格は残忍。
興奮するとトリガーハッピーになる。
ペイシャル族。
ミチェット
ミンスクの部下。
ゥーニャ・エカテリーネ
ミャウシア連邦の書記長。
タルル将軍のクーデターで失脚し、レジスタンス運動に身を投じる。
良識派で穏健。
ペイシャル族。
ニャマルカム
ミャウシア海軍大将で良識派で和平派。
フニャンやベニャ中将などの立場の弱い民族にも理解を示す。
ベニャ
ミャウシア海軍中将で海軍参謀長で良識派。
ニャーガ族。
エリザ・スカルディア・クローデン
グレースランド王国の王女。
優しい性格で融和を重視する。
ポメイニオ
バクーン王国の太子で陸軍大将。
抜け目ない人物で利害が一致したフニャンや連合軍を支援する。
モロク
ポメイニオの父でバクーン王国の皇太子。
陸軍の最高司令官であり国王同様に連合軍をあまり好ましく思っていない。
バクーン国王
ポメイニオの祖父でモロクの父。
絶対王政の国であるバクーンの国権を手中に収めており、連合軍をあまり好ましく思っていない。
ミャウシアに対抗するため中国に接近する。
用語
異世界
本作の舞台で召喚された人々が暫定的に呼称する世界の通称。
異世界だったり召喚世界だったり新惑星、異郷、異界など人によって呼び方は様々。
地球とは全く異なる星の惑星で、現状は無名。
この世界には様々な世界から千差万別の国と種族が召喚され日本やアメリカ、ヨーロッパなどの国もそのうちの一部である。
互いに共通するのは各国の一部だけが召喚されたり多民族国家が単独で召喚されること。
召喚される前はどうなっていたのかは現状ではわかっていない。
地球人
異世界において圧倒的な科学力を誇る地球から来た人。
ヒト(ホモ・サピエンス)として亜人と比較されることが多い。
地球人の国は異世界の平均的な国々と比較すると無敵に近い軍事力を有している。
亜人
異世界に召喚された地球以外の国のヒトとは異なる体型をした人々の総称。
地球以外の国にもマイノリティではあるがヒトはいる。
ミャウシア人
猫の様な耳と尻尾、多様な髪質を持つ亜人の種族。
耳と尻尾以外は基本ヒトと見た目が変わらないが平均身長は低く女性の比率が高く、軍人も女性が過半数に及ぶ。
瞬発力が高くて短距離走や俊敏さで優れ、夜間視力も猫のように高い。
また前方方向の聴力は抜きん出ていて野生動物ほどではないにしろ嗅覚もヒトよりは断然優れる。
欠点としてヒトにくれべて持久力が低く、睡眠時間がかなり長いので「良き睡眠を」という挨拶があるほど。
ペイシャル族
ミャウシアの三大民族で最も権威を持つ民族。
ペルシャ猫のようなフサフサの髪質で白髪、オッドアイが多い。
ニャーガ族
ミャウシア三大民族の一つ。
トラ模様の髪をしていて気質が荒っぽい。
タルル将軍の出身民族で支持基盤でもある。
ヌーナ族
ミャウシア三大民族の一つ。
褐色の肌色をもつ。
ルーツは元の世界でミャウシアに移入した超大国の植民地奴隷の子孫。
ネニャンニャ族
被差別民族でフニャンの出身民族。
赤茶色の髪を持ち眠たそうにする人が多い。
睡眠時間が他の民族より更に長い。
国家
ミャウシア社会主義共和国連邦
通称はミャウシア。
召喚初期では最初の地球諸国と派手に小競り合いを起こす国。
人口が数億人以上の巨大国家で様々な人種や部族で構成された社会主義のモザイク国家。
とても巨大な国だがミャウシア人の住んでいた星では中の上レベルの大国で超大国には程遠かった。
超大国と超大国の間に位置し、バラバラの民族や元奴隷が当時の英雄に率いられて超大国に抵抗して築かれた。
文明レベルは第二次世界大戦期レベル。
培養プランクトンによる燃料生産技術を確立した世界の国家なので化石燃料は全く使っていない。
転移前に元居た世界で世界大戦が勃発していたため常備戦力が充実している。
物語開始時点で陸軍戦力が500万人、海軍戦力は戦艦30隻を始め200万トン以上の戦力を保有。
クーデターによって国が二分することになる。
ミャウシアのクーデター軍/反政府軍
ミャウシア軍の重鎮であるタルル将軍がミャウシア連邦政府に対しクーデターを起こして組織した軍事組織。
タルル将軍にほとんどの権力が集中し、クーデター以降はミャウシアの国家機関をほぼ掌握、軍の大部分も手中に収めた。
同時に自信の出身部族のニャーガ族による親衛隊化も進めており、他の部族を圧倒的な力で弾圧し民族浄化という恐怖政治を推し進める。
NATO軍やミャウシア解放軍対抗するためニー参謀長の思惑でロシアに接近する。
ミャウシア解放軍/暫定政府軍(政府軍)
クーデター軍・政権による弾圧に抵抗して海軍やフニャンによって組織された軍事組織。
国を脱出した海軍の半数とタルル将軍によって連合国に侵攻させられていた陸軍の派遣軍が合流することで発足した。
NATOなど西側諸国はこの軍事組織とそれに連なる暫定政府をミャウシアの正式な政府として承認する。
ミャウシア陸軍の派遣軍
タルル将軍が自身の出身部族以外の民族出身将兵を連合軍にぶつけて潰し合わせるために編成した部隊。
クーデター軍に反旗を翻してからはミャウシア解放軍/政府軍の主要陸軍戦力となる。
NATO
北大西洋条約機構の略で欧米諸国の共同防衛機構。
アメリカとヨーロッパが離れて転移しているためミャウシア戦役では欧州単独で対応する。
第二次世界大戦レベルのミャウシア軍を現代装備で圧倒する。
グレースランド王国
犬のような耳と尻尾を持つ亜人の国。
第二次世界大戦終盤レベルで海軍力に秀でている。
ザイクス共和国
グレースランド同様の亜人の国。
第二次世界大戦中盤から終盤レベルで陸軍力に秀でている。
バクーン王国
狸のような尻尾と耳を持つ亜人の国。
第二次世界大戦中盤レベルで海軍力に秀でている。
国王の思惑で中国に接近する。
炎国
狐のような耳と尻尾を持つ亜人の国
中世レベルの文明の国
アルフェリア帝国
空力によらない浮遊技術を有するヒトの国。
アメリカと衝突する。
ドゥーロス王国
アルフェリアと同じ世界から転移した国。
アプロス
アルフェリアと同じ世界から転移した国。
ディマルグ
アルフェリアと同じ世界から転移した国。
登場兵器
地球側
F-16ファイティングファルコン
F/A-18E/Fスーパーホーネット
JAS-39Cグリペン
ユーロファイタータイフーン
パナディア・トーネード IDS
Mig-29ファルクラム
Mig-21(ランサー)
Su-25フロッグフット
F-15SJ
E-3
E-2C
ロッキード トライスター
KC-135
C-130ハーキュリー
C-160トランザール
エアバス A400M
EADS CASA C-295
チャレンジャー2
レオパルド2A4・2A6
TR-85
ルクレール
VBCI
BMP-1
BMP-2
MLVM
VAB
VAL
P4プジョー
73式小型トラック
73式中型トラック
73式大型トラック
93式近接地対空誘導弾
スティンガー
JTPS-P18
M4カービン
FA-MAS
M16A4
FNミニミ
G36
AK-74
89式小銃
L85A2
ニミッツ級航空母艦
タイコンデロガ級巡洋艦
アーレイ・バーク級駆逐艦
アキテーヌ級駆逐艦
こんごう型護衛艦
あさぎり型護衛艦
キーロフ級巡洋艦
ウダロイ級駆逐艦
ソヴレメンヌイ級駆逐艦
ラージプート級駆逐艦
ロサンゼルス級潜水艦
リビュ級潜水艦
ナザリオ・サウロ級潜水艦
ミャウシア
NY-1戦闘機 陸軍の高高度・低中高度・攻撃機など豊富な派生型で何でもこなす汎用戦闘機。高性能だが連合軍機に劣る面が多い。
双発重戦闘攻撃機 海軍の航続距離、速度に優れた双発機で初歩的なレーダー搭載型も存在。フニャンが序盤で搭乗していた。
海軍艦上戦闘機 スピットファイア―に似た高高度戦闘機で攻撃任務もこなせるが突出した部分はない。
パウツ中戦車
比較的長砲身の77mm砲を搭載し50mm以上の傾斜装甲を有する中戦車。
M4シャーマンに似ている面が多い。
ニャナガン ミャウシア軍のボルトアクション主力小銃。5.5mm弾を使用する小型軽量なライフルで恐ろしく初速が速い。