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婚約破棄より恐いものは  作者: みつえだ西緒
番外編(アルシア&悪魔)
10/11

アルシアの準備と夜の海

 アルシアは心地よい体温の中でまどろんでいた。隣の悪魔は寝台に左肘をついて頭をささえ右腕をアルシアの腰にしっかりと回している。

 悪魔が開けたらしい窓からは地平から昇る白い太陽の光とともに瑞々しく冷たい空気が流れ込んでくる。アルシアはほぼ無意識で悪魔に身を寄せた。胸にしがみつくとぬくい肌の感触が気持ちいい。

 悪魔がアルシアの額に口付ける。それがくすぐったくてアルシアは微笑みを浮かべた。


「ん……」

「アルシア」

「……んー……」

「誰かがここへ来るぞ」

「んー……。……。……え?」


 悪魔の言葉を理解できたとたん頭が覚醒した。アルシアは寝台から跳ね起きた。


(アニーナさんが来る日じゃん!)


 アニーナはアルシアの面倒を見るために週二回この部屋を訪れる。

 アルシアはこの港町・ヒエロメムナに来てからは平民として生活していた。その理由はただ一つ、身元を隠して悪魔から逃げ切るためである。貴族として家名を名乗ることにでもなれば故郷の国王たちに自分の居場所がばれる可能性が高くなる。

 とはいえ、使用人に世話をされて育った貴族令嬢のアルシアは一人で生きる知恵などなに一つ持っていなかった。

 そこで親戚から紹介されたのがアニーナだった。アルシアは彼女の元で雑貨商の手伝いをする傍ら、掃除の仕方からヒエロメムナ独自の生活様式まであらゆることを教えてもらっていた。


 階段を上る足音が聞こえてくる。

 アルシアは慌てて上着を着ながら小さく叫んだ。


「見られたら困るっ隠れて!」


 悪魔は寝そべったまま黒い霧と化し、するりとアルシアの首元に絡みついてエメラルドの首飾りとなった。

 と、鎖骨を舐められたような感覚がしてアルシアは飛び上がった。胸元を見下ろすがそこは唾液で濡れた様子はなく、ただ悪魔がニタニタと笑う代わりにエメラルドが揺れていた。


「なんで、どこにっ」

「このくらいはもともとできる。お前が首飾りを着けているからなア」


 悪魔の姿は見えないのに耳元で囁かれるように低い声がする。


「んっ、ちょっとっ」


 足音はどんどん部屋へ近づいてくるというのに、悪魔はちゅ、ちゅっと何度もアルシアの首に口付けを落とす。体の内側から優しく触られているような感触にぞくりと甘い痺れが体の奥底からこみ上げてきて、それが恥ずかしい。

 アルシアは真っ赤になって涙を浮かべその場に座り込んだ。姿が見えないから押しのけることもできない。口で言うしかないのだ。


「だめっ、もうやめてっ、アニーナさん来ちゃうっ!」

「おはよう、アルシアちゃん。ん、どうしたんだい床に座り込んで」

「な、んでもないです!おはようございます、アニーナさん」

「……泣いてるじゃないかい」


 アルシアは慌てて目を擦って顔を上げた。

 なんでもないですと言うつもりだったのに、アニーナが険しい顔をしていたのでアルシアは狼狽えた。アニーナは腰に手を当ててぐるりと部屋を見渡すと、鋭い目で寝台を一瞥し、近寄って、そこへ手を当てた。寝具には二人分のへこみがある。

 アルシアは冷や汗をかいた。


(……アニーナさん、神聖持ちだったりしない、よね……?)


 その可能性は低いが、万が一そうであれば悪魔の存在がバレてしまう。

 アニーナは唇をぎゅっと曲げてつかつかとアルシアに歩み寄った。


「アルシアちゃん!」

「はっ……はいぃ……」


 アニーナにきつく肩を捕まれて、アルシアは覚悟を決めた。両手でぎゅっとエメラルドを握る。


「……わかるよ、その気持ち」


 ふう、とアニーナは息を吐いて頭を振った。和ませた優しい目尻には生温かいものが含まれている。

 アルシアは目を点にした。


「あたしだって経験あるからね。切なくて仕方がないんだね」

「……ん?」

「仕方がないさ、恋人が帰る背中を見送るっていうのはそういうもんだ」

「……えーっと……」


 どうやら恋人が帰ってしまったのが寂しくて泣いていたと勘違いされたらしい。

 アルシアが微妙な顔をしていると、アニーナは眉間に皺を寄せて顔を近づけた。


「なんだい、もしかして乱暴でもされたのかい?それで泣いて」

「違います大丈夫です!」

「……本当に?もしアンタになんかあったらアタシぁご両親に顔向けできないよ」

「その、まだ純潔(おとめ)なので……」


 もじもじしながら言うとアニーナは目を丸くして寝台を振り返った。手の中のエメラルドが熱くなった気がした。


「へえ、本当に寝るだけなんて……それは誠実ないい男だねえ。変な男じゃないんだね?」

「……はい」


 確かに誠実です。悪魔ですけれども。

 そう心の中で付け加えながら首を縦に振るとアニーナはうんうん頷いた。そしてニンマリ笑うとアルシアの頬をちょんとつつく。


「っま、お肌ぷりっぷりになっちゃって!最後に会ったのはたった三日前なのにねえ、これだけ変わるなんて。恋の魔法はアルシアちゃんには特に効くみたいだねえ」

「あ、はは……」


 確かにアルシアの肌は綺麗になった。が、恋の効果ではなくここ二日間の熟睡のおかげである。

 深く眠れるようになったのは悪魔に殺される不安がなくなったからだろう。以前は長い夜が怖くて、けれども男所帯の親戚の家に頻繁に入り浸るわけにもいかず、仕方なく部屋の中で縮こまって過ごしていた。街の住民は酒屋に行ったり浜辺で踊ったりと自由に夜を楽しんでいたが、アルシアは護衛もつけずに行くのが怖くて諦めた。


 今は何も恐れないでいい上に悪魔の体温で朝までぽかぽかして眠れるのである。

 アニーナはむにむにとアルシアの頬を触りながら上機嫌になった。


「それにずいぶん明るい顔をしてるじゃないか!どことなく影があるように見えて気になってたんだよ。恋が叶ってよかったねえ」

「え、えーっと」

「なんだいなんだい、隠さなくてもいいじゃないかい」

「んと、でも……、はい」


 アルシアは躊躇ったものの、結局はにかんでそう答えた。恋をしているかと言われればまだ微妙なところだが悪魔と共に居て良い気分なのは間違いない。

 アルシアが無意識にエメラルドを握るとそれは小さくぷるりと震えた。まるで悪魔にも嬉しそうに笑われたような気がして、アルシアは首まで真っ赤になった。

 アニーナは「いいわねえ!」と大声で叫ぶと感極まってアルシアを抱きしめた。


「部屋もまあ、綺麗になって!頑張ったんだねえ。布も全部洗ったんじゃないのかい?」

「……はい」


 アルシアは目を泳がせた。洗ったのは悪魔である。

 一昨日の晩、香草や果物を森に摘みにいく際に悪魔が川で洗濯してくれたのだ。アルシアの細腕では大きな敷布やタペストリーを川や井戸まで運ぶのが難しく、部屋の窓際で干したり叩いたりするのが精一杯だった。ところが悪魔はそれらを全て尻尾でぐるぐる巻きにすると綿でも持つかのように軽々運び、アルシアが香草を摘む傍らで器用に布類を洗い終えた。


「おや、食卓の天板もすっかり綺麗になって!こするだけでこんなに綺麗にしたなら相当時間がかかったんじゃないか」

「……。……そうです」

「ん、穴が開いちまってるね。虫食いかね」

「た、たぶん……でも小さい穴ですしまだ使えるんで」

「そうだね。せっかく綺麗にしたんだしね」


 感心するアニーナと目が合わせられない。天板を洗ったのも悪魔である。

 一昨日の朝、悪魔はアルシアの残した丸焼きを丸呑みした後で天板を机の脚から外し、魚の脂にまみれたそれを豪快に窓の外へ放り投げた。それから海へ落ちていく天板を伸ばした尻尾でプスッと貫き――穴はそのときにできた――海水と波で汚れを落としてくれた。おかげで古びて汚れていた天板はすっかりピカピカになった。


 この悪魔、使用人顔負けの献身っぷりなのである。悪魔基準ではたいした作業ではないらしいが人間のアルシアにとっては大事(おおごと)だ。


 アルシアは悪魔に何度も感謝を伝えた。

 ……そうするたびにアルシアは自分が「普通の人」から遠ざかっていることにも気がついていたが今は考えないことにしている。


「うんうん、わかるよ。恋人には気持ちの良い空間で過ごしてほしいからねえ。アタシだって若いこりゃあ恋人のためにあれやこれや部屋を掃除しつくしたもんさ」

「そ、そうですよねアハハ……」


 アルシアが愛想笑いをしていると、ふいにアニーナは真剣な顔になった。


「でもね、部屋にまで引き入れたんならずるずるいっちゃあまずい。結婚の約束はしているのかい?」

「う、はい。実は」

「え……本当かい!?それはめでたい!おめでとう!いつ結婚するんだい?もう決まってるのかい?」


 アニーナにぶんぶん腕を振り回されてアルシアはへにゃりと笑った。改めて結婚報告をすると不思議と気恥ずかしい気分になる。結婚するという言葉に甘さを感じたのは初めてだった。


「ええ、一応。二ヶ月後にしようかって。私が成人するので」

「二ヶ月後!?そりゃあ急いで準備しないといけないじゃないか!」


 アニーナが頓狂な声を出した。

 そこでアルシアははたと気がついた。


 ――悪魔って、どうやって結婚するんだろう?



***



 その日の夜、仕事を終えた後でアルシアは散歩に出た。大きなローブで全身を隠した悪魔と共に人気の少ない西側の浜辺を歩く。悪魔がいれば毒蛇も怪鳥も襲ってこない。

 月のない夜だった。

 海面では小さな月瑛魚(げつえいぎょ)が群れを作り、淡く光を発しながらきらりきらりと透明な鱗をひらめかせていた。沖の方では青い光が静かに明滅している。青海月(あおくらげ)だろう。浜辺のすぐ脇に切り立つ崖には黄色く光る甲虫がところどころにくっついて体を休めていた。


 ふと、アルシアは「こういう場所で結婚式を挙げてるのもいいかもしれない」と思った。アルシアたち貴族令嬢は結婚式は聖堂や城の中で挙げるものだと思い込んでいる。しかし庶民は自宅で挙げるものであるし、ヒエロメムナには広場や浜辺で結婚のする者もいる。

 アルシアは昼間の疑問を投げかけた。


「ねえ、悪魔の結婚ってなにをしたらいいの?準備期間はどのくらい?」

「あア、準備はほぼいらん。だが結婚自体には時間がかかる」「どのくらい長いの? ゴードン様との結婚式は一週間程度の予定だったけれど」


 第一王子の結婚は権勢を示すために盛大に豪勢に催すのが慣例だった。一日目は王城での結婚式と王太子承認式、宴会、それから王都でのパレードで終わる。二日目以降は王都近隣の主要都市を巡ってひたすらパレードと宴会、それが延々続く。他の貴族なら一日から三日程度が通常だ。

 悪魔はふむ、と宙を見上げて思い出すような仕草をした。


「個体にもよる。俺が知っている中では短いものは三日。長いものは約三年だ」

「……今、三年って言った?」

「そうだ」

「冗談でしょ!?」

「本当のことだ。それほど長期にも及ぶものは珍しいがなア」


 真顔で返答する悪魔にアルシアは茫然となった。


「修行でもするの!?夫婦で力を合わせて世間の荒波を乗り越えましょう、本当に海原に漕ぎ出したり山に昇ったりしましょう、みたいな!?」

「いや、たいていは室内で済ませる。外でするものもいるが」

「……瞑想とか?」


 東の大陸には年単位で、瞑想をする者がいると聞く。いわく、瞑想とはなにかと自身を対話させる行為らしくアルシアの故郷にはなかった宗教的習慣であるらしい。ヒエロメムナでも朝方や夕方に静かに瞑目している者を見る。


「瞑想は人間しかしないと思うぞ」

「じゃあ悪魔の結婚ってなにをするの。具体的に教えて」

「まずは誓約、夫婦(めおと)の誓いを立てる。言葉は特に決まっていないが本心でなければならない。簡単なものでもいいし愛を語ってもいい。次は互いの血を飲む」


 アルシアは青ざめた。頭の中に恐ろしい想像が駆け巡る。


(首を噛み切ってあふれ出す血を啜るとか……大量に飲むとか……)


 結婚に三年かかったとはもしかして相手が死にかけたという話ではないのだろうか。

 が、悪魔は安心させるようにアルシアの頭を撫でた。


「心配はいらない、一滴で十分だ。その後に、場合によっては宴会をする。それは人間と同じだな」

「……あなた、私の血、もう飲んじゃってない?しかも何回も」

「怪我を治したときか。あれは誓約をしていないから婚姻の証とはならない」

「よかった。……宴会に三年かけた悪魔がいるってこと?」

「いや、時間がかかるのはその後だ」


 悪魔はニタリと笑った。

 アルシアは顔を引きつらせた。するりと腰に回された尻尾に嫌な予感が止まらない。


「なアに、簡単なことだ。愛を確かめ合うだけだ」

「……あの、それって、まさか……」

「その通り。寝台でも草の上でも思う存分、自分たちが求め合うままに契」

「待って!」

「血を飲ませた後、誰にも会わずに二人で籠もってひたすら続け」

「いやーーーーーーーっ!!!!」


 アルシアは顔を覆ってしゃがみ込んだ。耳が熱い。時間が経てば経つほど悪魔の言葉を具体的に想像してしまってますます恥ずかしくなる。

 結婚前でそういった心構えはしていたつもりだったが、いざ悪魔に嬉しそうに笑いながら言われると身もだえしたくなった。掛布にくるまって寝台で丸まりたい。


(こんなことならもっと積極的に恋愛話しておくんだった……)


 耐性が低すぎる自分に後悔が押し寄せる。

 悪魔は尻尾と舌でアルシアをひょいと宙に浮かせると、抱きかかえるようにしてアルシアの頭に頬を寄せた。


「心配するな、悪いようにはしない。アルシアが何年続いてもいいと思えるように」

「待って!そうじゃないのっ!恥ずかしいからちょっと黙って!」

「……そうか」


 悪魔はべろりと舌を出してアルシアの頬を舐める。昔からの慣れた行為だというのに、今のアルシアにはそれがまた無性に恥ずかしいことのように思えた。

 アルシアがじっとしていると、悪魔は宝物に触るようにアルシアの長い髪を指で梳った。何度も何度も、(いたわ)るように。それから頭に口付けを落とす。

 しばらくして、ようやくアルシアは落ち着いた。いいかげんに腹を決めなければならない、と深呼吸をする。アルシアは未婚の令嬢ではなくなるのだから。


「あのね。私、三年もそんなことしたらたぶん死んじゃうわよ。体がもたない」

「あア、考慮しよう」

「……あの、信じてるからね……」


 アルシアが悪魔にしがみつくと、悪魔は喉を反らして笑った。


「アルシアのことを一番に考えよう」

「……うん」


 悪魔の体温はややアルシアよりも高くて、頬に触れる悪魔の首の皮膚からは懐かしい独特の香りがする。麝香のようなやや獣を感じる、けれども良い香り。

 アルシアは目を瞑った。悪魔の心音と寄せては返す波の音が、かつて母親が歌ってくれた子守歌のように思えた。


「……その宴会にあなたの家族は呼ぶの?そもそもいるの」

「いることにはいるが今どこにいるかは知らん。俺たちは家族というよりも夫婦の対で行動するもんでなア」

「そう。二ヶ月後ならうちの家族はとても間に合わないわね」


 昨日急ぎで家族に出した手紙は、向こうへ到着するまでに一ヶ月ほどかかるだろう。手紙を見た家族が仮にこちらへ来たとしても、準備を含めればそれから更に二ヶ月はかかりそうだ。

 悪魔はアルシアの髪を撫でる手を止めた。


「アルシアが家族を呼び寄せた後で人間式の結婚式もすればよい。お前と夫婦になってしまえば俺は人間に擬態することもできるようになるぞ」

「そう言ってたわね。……家族を呼んで二回目をしても、いいの?」

「もちろん、お前が満足するまで付き合おう」

「……ありがと。ドレス、作り直した方がいいかしらね」

「俺たちの仕立屋を呼んでやろうか。アルシアの大きさなら一日でできあがるぞ」

「一日!?……痛くないよね?」

「……なぜ仕立屋が痛みを与えるのだ。あア、ほら見ろ、アルシア」


 悪魔に腕の中でくるりと回されて海の方を向かされる。見れば、海の一部が青白く染まって輝いている。

 悪魔はアルシアに巻き付けていた尻尾を解くとひゅるりと沖の方へ伸ばし、光の中へ尻尾を入れた。すぐに戻ってきた尻尾の先にはまん丸い青白いものがある。

 悪魔はそれをアルシアの掌の中に入れた。鶏の卵よりも一回り小さいそれは石のように固く、冷んやりとした半透明をしていて、物語で聞いた精霊のように清純な光を放っていた。


「取っておけ。宝石代わりだ」

「これは?」

「青海月が暗い夜に吐いた澱を上手く混ぜてやるとこうなる。人間はあまり知らんようだなア。月のない晩には人間が毒のあるあれに近づくのは難しいせいか」


 アルシアは息を止めてそれに見入った。

 海底のように微かに光が揺らめいて見えるそれは、美しかった。

 悪魔は尻尾をゆらゆらと揺らした。


 アルシアはポケットに海月の澱を仕舞って、悪魔の腕から降りた。手をつないで、アルシアは悪魔を見上げた。


「ありがとう。ねえ、お礼がしたい。なにがいい?」

「口付けを」

「う……はい」


 腰をかがめた悪魔の首に手を回して、アルシアは悪魔に唇を重ねた。

※またこういう方向になってしまった。甘味不足だったらすみません。まだまだ続きます。たぶん結婚後の騒動話までのんびり続きます。


※さて、悪魔の仕立屋とはいったい。

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