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「REAL」ーアイドルの光と影の告白ー  作者: 蒼乃 月
序章
1/11

プロローグ

リアル――



その全てが


透明に輝き、そして、


どす黒くも濁って、



目の前に横たわる――あたしの現実



これは、アイドル七瀬リオが告白する


―10代の軌跡―



あたしが誰かなんて、そんなことどうでもいいじゃない。


あたしの本名なんて、たぶん誰も知らないと思うし。


たとえ、知ってるひとがいたとしても、教えたくもないから。


あたしは、あたしであって、でも、あたしではないの。


じゃあ、誰なのかって?




七瀬リオって、知ってる?


一応、人気はあったから。


知ってるひとは、知ってるかもね。



七瀬リオは、15歳でデビューして、


たった数年で芸能界を去った、伝説のアイドルとして、


今も、語りつがれてたりするみたいだけど。



伝説のアイドルなんて言われてる裏側に、本当は何があったのか。


ねぇ、知りたくない?



別に知らなくてもいいって思うなら、もうこれ以上はページをめくらなければいい。


アイドルなんていう光り輝いてた裏側で、一体どんなことがあったのかなんて、たいして知る必要なんてないのかもしれないし。


夢は、夢のままであった方がいいのかもしれないしね。


夢じゃなく、あたしのありのままの現実を、


七瀬リオの真実を知りたいひとだけに、


ここから先は、読んでほしいと思う。



これは、まだあたしがただの高校生だった15歳の時から始まる、七瀬リオっていう元アイドルの、物語ーー

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