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誰かのための物語  作者: 涼木玄樹
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10 つづく、同じ夢

 僕があの夢を見るのは、決まって森下さんの物語の絵を描き終えた時だった。


 毎回、僕は図書室に向かい、奥の棚からノートを取り出し、その中に絵を描いている。残念ながらその絵だけは見えない。他の景色ははっきりとしているのに。


 そして、チャイムが鳴ると絵を元の場所にもどし、速足で図書室を出ていく。


休み時間に一人で絵を描いてばかりいるなんて。僕には友だちがいなかったのかな、と心配になる。


もう過ぎ去った過去の自分のことを心配してもしかたないか。


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